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在宅血液透析 未分類 腎臓移植 透析全般

【在宅透析と情報】患者(非医療者)の医療情報発信。問題と課題は?

2022年10月11日

イチ、在宅血液透析患者、つまり

医に関しては、ただの素人。

在宅血液透析患者及び腎移植に関し、それを経験した患者目線の、LIVE感ある情報を発信する…

プロジェクト『腎生を善く生きる』と銘打って、活動しているわけですが…

そもそも

非医療者の立場で、医療情報を発信することに、問題はないのでしょうか?

(たとえ情報が、患者の「体験談」という(広義の)医療情報であったとしても。)

ある程度許容されるとして、どのような課題があるでしょうか?

一昔前、(医の)素人が専門医療情報を入手するには

患者であれば外来時、主治医から断片的に、医のレクチャーを受けるか

能動的、積極的な方であれば

医学専門書籍を、図書館等で調べるくらいしか、手がなかった。

それが時代と共に、情報発信技術も進化し

手のひらで"ググれ"ば、必要な情報は手に入る。

今や"ググる"といった「能動的検索」すら古く

本人の趣向にあった情報が、勝手にレコメンドされる時代。

「医学」という、人の命に関わる専門医療情報を

世間へアウトプットすることが許されるのは

昔も今も、国家資格を有する「医療者」であるべし、このことは間違いないところでしょう。

しかし

玄人も素人も皆、自由意志で情報発信可能なプラットフォームが構築された現代にあっては

(※勿論、最低限のモラルとルールを順守することは求められるが)

専門家をきどった素人が乱立する状況、"一億総オピニオンリーダー"の様相を

特に、SNS界隈(Twitter、YouTube等)では、如実に呈している。

当事者の1人として…

患者だからこそ発信できる情報は、ある(はず)!

との思いはあり、だからこそ、今当該活動をしているわけ。

随分前になりますが

【医療情報とネット社会】"患者系ブロガー"が医療情報を発信する際、厳守すべき3つのこと

と題して、ブログ記事を残しておりました。そこには

  1. 内容はあくまで"イチ個人の体験談"であることを、読者視聴者が認識できる構成とする
  2. 専門文献内容紹介では、表現を平易にしても"本筋"は絶対外さない
  3. 事象心情の"言語化"は大切だが、当事者ならではの"生っぽさ"を「非言語」で伝えること

上記3点を掲げている。さらに"プラスα"として

  • "情報は一方通行であるべし"

とも掲げています。

こう考えるに至ったキッカケがありまして、それは…

とある医療者様が、(おそらくYouTubeで失敗しないための指南として)

こちらが伝えたいものを、そのまま伝えてはいけない。

必ず読者・視聴者のニーズにマッチするものを提供すべし。

とのツイートを見て、違和感を覚えたから。

あくまで、この話は

国からお墨付きを得た"権威性の担保を保持"する医療者に向けた指南であって

「医療のプロでもない、患者だというだけのイチ素人が、読者・視聴者のニーズに応えていいのか?」

「イチ素人が《医療情報》を発信するに際し"読者・視聴者のニーズにマッチするものを提供すべ"きなのか?」

と。

所詮素人の《患者系インフルエンサー》が、同じ素人の患者の"お悩み相談"に応えた結果

エビデンスに基づいた診断を常とする医療専門家からは「非常に危険!」と判断されかねない

"患者自身の経験則のみに基づいた、非常に偏った見解"のキャッチボールが行われる…

このことは、医療の領域では非常に危険。

当該患者の症状・病状は、その患者本人に限られた経験でしかない

にも関わらず、そのことを忘れ

限られた経験が「全て」であるかの如く、同じ素人患者の"お悩み相談"に応える…

そんな危険なキャッチボールが、SNS界隈では公然と行われているように見受けられる。

以上のように

非医療者の立場で、医療情報を発信することの、問題と課題は明確だと思うのですが

人間、人に頼られると"悦に入って"しまうんですかね

我(医の素人)を忘れて、思わず「借り物の医学的知識」を披露してしまう。

ただ、これって「非医療者」に限ったことなんでしょうかね?

一口に「医療従事者」といっても、専門性で分業されているはず。

医の領域でも"業際問題"は、あるとはおもうのですが…

SNS界隈は、ハッキリ言って"ルール無用の無法地帯"。

「医師」でない「コメディカル」の方々が

医師の如く、素人のお悩み相談に応じているのを、よく目にします。

どうやら、ことはそう簡単な問題ではなさそうです。

  • YouTubeのチャンネル登録者欲しさ
  • Twitterのフォロワー欲しさ

視聴者のニーズに応えるコンテンツ作りに精を出した方が「実」はとれそうですが

自身の活動目的を見誤らないよう、地道に精進して参ります。

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