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腎生を善く生きる - にほんブログ村

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【患者とメディア】これまでの"腎生を善く生きる"を検証してみる

2021年5月11日

SNS,

共生

現実を受け入れ、

自分としっかり向き合う。

「善く生きる」ことの意味を

問い続ける旅の途中で、

出会うであろう全ての人が、

善く生き、

悔いのない人生を送るための、

一助となる。

上記理念のもと、2020年1月から始まった『腎生を善く生きる』

全国でも数少ない在宅血液透析を行う行政書士が

在宅血液透析及び腎移植に関して、

それを経験した患者目線の"ライブ感"ある情報を発信する…

これまでの「成果」と

今後の「課題」について

このタイミングで一度"検証"してみたいと思います。

お断り

私自身による"私のための"内容となっております。よって

在宅血液透析や腎移植といった「医療情報」は殆どございません。

現在、情報発信をされている方

情報発信活動をご検討の方には、若干参考になるかも…

その程度の内容ですので、その点ご了承下さいませ。

参考書籍

『総合診療 2021 Vol.31 No.5』医学書院

特集 臨床医のための進化するアウトプット 学術論文からオンライン勉強会、SNSまで



【患者とメディア】これまでの"腎生を善く生きる"を検証してみる

ブログ

『腎生を善く生きる』の柱はブログであると、私は考えております。

ブログがあるから、Podcastが収録できる

PodcastがあるからYouTubeができる…

ブログに多くの方が足を運んで頂くことは

活動の"収益化"という点でも、非常に重要。

成果

2021年5月11日現在、アップした記事数は「151」

カテゴリーの内訳は…

  • 在宅血液透析:83
  • 腎移植:41
  • 透析全般:54
  • Learning English:28
  • Football:4
  • 未分類:14

※1記事にカテゴリーは重複します

月別に見てみると…

  • 2020年1月:23
  • 2020年2月:9
  • 2020年3月:15
  • 2020年4月:12
  • 2020年5月:12
  • 2020年6月:9
  • 2020年7月:13
  • 2020年8月:7
  • 2020年9月:12
  • 2020年10月:7
  • 2020年11月:7
  • 2020年12月:6
  • 2021年1月:6
  • 2021年2月:5
  • 2021年3月:5
  • 2021年4月:3

2020年9月から月当たりの記事アップ件数が減少しているのは

音声メディア(Podcast & YouTube)を開始したことが要因。

課題

いわゆる「ネタ切れ」問題。

そもそも…

医療者はプロとして、病気と対峙した時に見える道筋を複数把握している一方で

私のような《患者系ブロガー》は所詮"限られた道筋しか"提示できない。

患者とはいえ、そんな素人が医療情報を発信することのリスクは、ある。

一方で

医療従事者ではない、患者だからこそ発信できる情報は、あると私は思いますし

そこに一定の社会的な意味があるとも思ってます。

では、"患者だからこそ発信できる情報"とは何か?私は

「患者が実際に経験し感じた"事実描写"、これ以上でもこれ以下でもない」

この枠を超えた医療情報を発信してはいけない、と思います。

しかしながら

「患者が実際に経験し感じた"事実描写"」というのにも、限界はある。

皮肉なことに

在宅血液透析で"トラブル"が生じると、それがブログ"ネタ"になるのだか

ブログネタ集めにトラブルを起こすなど、あり得ない。

そこで、最近テーマとしているのは…

ネットはもちろんマスメディアで「誤った医療情報」が流布される現状で

我々"非医療者"側は、どうやって「正しい医療情報」を得ることができるのか。

多くの現役医療者の方々が、この問題に取り組んでおられますが

患者目線での考察というのも、あって良いのではないでしょうか。

こちらも、あまり踏み込み過ぎてはいけない領域ではありますが

素人である己の立場をわきまえて、執筆継続して参ります。

『総合診療』より

倉原優医師

「ブログ」を書き続けることで、医師は圧倒的に成長する!

同医師は

13年来、1日1本論文を読み、およそ1日1本ブログ記事をアップしつづけてきた

"強者(つわもの)"である。

「ブログを書くために論文を読む」と、自分自身に制約を課すことで

ブログを書き続けているという。

今の私に

ブログを書き続けるため、自分自身に制約を課すことのできる"何か"が、あるか?

そもそも「医療者」と「非医療者=素人」、前提が全くことなるので

倉原優医師の「論文」に相当する"モノ"を見つけることには、無理がある。

しかしながら

ブログを書き続けるための"何か"は、きっとあるはずで

それを、今後も探求していきたいと思ってます。

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Twitter

私にとってTwitterは

「多くの方々(特にCKD患者様)にブログへ足を運んで頂くための"営業ツール"」

成果

2020年1月

ブログ開設とほぼ時期を同じに利用開始。

「何となく怖い」との理由で、この歳まで利用を頑なに拒んできたTwitter。

開始当初は、全く勝手がわからず…

ただ、初めから決めていたことがありまして、それは…

「単なる"つぶやき"はしない」

というもの。つまり

その時の感情を刹那的に文字にして"吐き出す"ようなことは、止めようと。

「多くの方々(特にCKD患者様)にブログへ足を運んで頂くための"営業ツール"」

そのためには私が、どういった"思考の持ち主"か、その一端を

140という文字制限下で、少しずつ表現していければ、と。

「Twitterに何を求めているか?」

この点については、下記ブログをご参照頂きたいのですが👇

OUTPUTについては…

「非医療者の"医療情報"に関する発信は"一方通行であるべし"」

という認識があるので

誰かに応える、というスタンスは全くなく

自身の経験及び経験に基づく考えを

140という文字制限下で表現すること、を意識。

INPUTについては…

シンプルに「学び」のため。

医療分野に限らず、関心のある領域で興味深い発言をしている方をフォローし

日々のツイートを拝見し「学ぶ」、これが目的。

「多くの方々(特にCKD患者様)にブログへ足を運んで頂くための"営業ツール"」

なわけですから、当然ツイートのターゲットはCKD"患者"。

ところが、Twitterを上記スタンスで利用したことが"好影響"をもたらしたのか

大変有難いことに

現役医師をはじめ、多くの医療従事者と"繋がり"を持たせて頂くことができました。

ここは「嬉しい誤算」でした。

課題

医療従事者の方と繋がりを持てた一方で

"肝心の"他の患者さんとの繋がりは、というと…正直芳しくない。

原因は、Twitterに「学び」を求め"過ぎる"、私の頑なな姿勢にあると。

誤解を恐れずに申し上げると

多くの患者さんのツイートを拝見していて

何気ない日常を「患者同士で共有する」的なものが多い、との印象を持ちました。

そこには、私が求めている「学び」はない、と

なんとも、身の程知らずの解釈により、"繋がり"を能動的に求めていなかったんですね。

しかし、それは駄目でしょ!!

WEBマーケティングだろうが、一般的な営業であろうが

自ら「お客様の元に出向き、名刺をお配りする」

そんな基本的なこともせずに、"お客様"が来るのを待つ、など

なんと傲慢な態度でしょう!!

「○○すれば、フォロワー数"爆上がり"!」

みたいな"How To もの"の存在は知っておりましたが

「なんか…そのやり口はね~…」

と、毛嫌いしておりました。

何事も"度が過ぎる"のは良くありませんが

「お客様の元に出向く」という点は、共感すべきと。

今後は、硬直した価値観を少し壊しながら

積極的な「営業活動」も行っていこうと思っております。

『総合診療』より

市原真医師

人々にとっての「居場所」を用意して、待つ。話芸を磨きキラーフレーズを用意しても届かない。"優れた温泉地"であり続ける。「パブリック」の精神を忘れずに。

Twitter界隈ではお馴染み、"病理医ヤンデル"。

ヤンデル先生の日々のツイートを見ていると

その頻度、文章量、そして内容(質)に圧倒される。とても真似できる芸当ではない。

それもそのはず。

先生曰く

Twitterにおける発信スタイルを、「居心地のいい温泉街を用意すること」に集約して10年やってきた。

と。

この歳まで「何となく怖い…」との理由で、頑なに利用を拒んできたTwitter。

"背に腹は代えられない"状況で利用スタートしてから、まだ1年ちょっと。

「使い方」は慣れてきたが「活かし方」はまだまだ。

巷の情報を見聞きしてみると

Webマーケティングの観点から、ファン(フォロワー)を増やす"攻略法"はある様子。

私個人としてTwitterに求めていることは、先述したように

  • OUTPUT=自身の経験及び経験に基づく考えを、140という文字制限下で表現する
  • INPUT=「学び」

しかしながら

情報発信活動の柱である「ブログ」に多くの読者に足をお運び頂いための

"営業活動"という、もう一つの目的がある以上

ある程度の「割り切り」は、必要なのかな…

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Podcast

2020年9月8日🎧Podcast開始

ブログやTwitter、それ以上に何もかもが手探りで始めた、これこそチャレンジでした。

何を話したらいいか、何で録音したらいいか、どうやって編集するのか、どうやって配信するのか…

私にとって非常にチャレンジングな取り組みでしたが、結果

「ブログ=活字」と「Podcast=音声」というプラットフォームを両輪持つことが

その後の情報発信活動の幅を広げてくれる要因となりました。

成果

2021年5月10日時点で、アップしたEpisode数は68

情報発信のツールとして、ブログ/Twitterといった"活字媒体"に

"音声媒体"が加わったことは、運営サイドとしては「球種が増えた」。

また

活字媒体と音声媒体とを両輪で運営することは、"精神衛生上"良い気がする。

基本的に、Podcastの元ネタはブログである。つまり

活字媒体と音声媒体、中身が全く異なるものではない。

「文字を読むのは面倒くさい」こういった方々が

"先ずは"Podcastで"ながら聴き"や"速聴"をして頂き

そこで興味を抱いて下さったら、ブログへ足を運んで頂きたい

そういった思惑が、あります。

音声媒体の特異性、私は発信者の「感情を乗せやすい」ことにあると考えています。

活字では伝えきれない「心情」を(※できるだけ「言語化」する努力はしておりますが…)

Podcastでは"乗せやすい"。

その点、視聴者様にも伝えられることができていたら、幸いです。

課題

一方で

「視聴回数」といった点では正直、満足のいく数字では、ない。

この原因を

「Podcastは米国に比較して、まだまだ普及していないから」と

"時代のせい"にすることは簡単だが

コンテンツそのものが優良であれば、自ずと視聴者も付いてくる。

Podcastの「質」そして「発信頻度」を高めていくためにも

やはり元となる"ブログの"「質」の向上「発信頻度」の向上が、必要であろう。

『総合診療』より

藤沼康樹医師

簡潔明瞭であることとは別の価値を体現できるのがPodcastの魅力です。音声コンテンツは、倍速再生や"ながら聴き"ができ、長時間でも意外と聞いてもらえます。そのぶん大切なのは、内容が自身の専門性や関心領域に基づいており、コンテンツとして十分な深さ・広さを確保することです。

"内容が自身の専門性や関心領域に基づいており、コンテンツとして十分な深さ・広さを確保すること"

先述したように

医療従事者ではない、患者だからこそ発信できる情報は、あると私は思いますし

そこに一定の社会的な意味があるとも思ってます。

患者だから持つ「専門性」コンテンツの「深さ」「広さ」とは、なんだろう?

「非医療者の"医療情報"に関する発信は"一方通行であるべし"」

扱う情報が、広義とはいえ"医療情報"である以上、このことはブレてはいけない。

かといって、自分の世界にのみ入り込み過ぎて

誰の心にも届かない、では本末転倒。

模索は続きます…

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YouTube

「YouTubeをやってます」というと

本人(アバター含む)が画面に登場し、身振り手振りで情報発信を行うことを意味するでしょうが

私の場合は、全くことなります。

私自身は、素顔を晒す気概や勇気は全く持ち合わせておりません。

YouTubeは、Podcastの延長線上のツールと考えています。つまり

Podcastの音声データを"再利用"し

YouTube仕様の"形"に変えて、同じ内容を配信するということです。

成果

Podcastの音声データを"再利用"し、YouTube仕様の"形"に変えて、同じ内容を配信する

目的は、より多くの方々にコンテンツをリーチさせるため。

昨今、「音声メディアが"来る"!」と声高に叫ばれておりますが

先述したように、Podcastに限っては

(米国に比して)認知度のわりに、実際に浸透していない(利用されていない)様子

一方、YouTubeの認知度/利用者数は、言わずもがな。

「同じ内容でも、YouTubeなら聴いてくれるかも」

との思惑がありました。

具体的な数値での比較はできておりませんが

Podcast/YouTube、同じ内容にもかかわらず

YouTubeで聴いて下さっている方の数の方が、多い"気がします"。

やはり、お手軽なんでしょうね。

Twitterでのやり取りでも

「"YouTube"聴かせて頂きます」とのお声は頂きますが

「"Podcast"聴かせて頂きます」とのお声は、殆ど頂きませんので…

どちらにせよ、発信情報が一人でも多くの方にリーチするようになったことは

成果といえるでしょう。

課題

『総合診療』より

平島修医師

学習者がどこにいても(ベッドサイドでも)手軽にアクセスできること。実際の動作を含め、読む、聞くよりも圧倒的に記憶に残る。加えて動画作成者も、医学的知識のみならず、見せ方やプレゼンテーションの力を培うことができる。

"手軽にアクセスできる"点は、実際手ごたえありますが

"実際の動作を含め、読む、聞くよりも圧倒的に記憶に残る"点、私には全く当てはまりません。

今後

"読む、聞くよりも圧倒的に記憶に残る"メリットを活かすため「自ら登場する」予定はありません💦

ただ、これだけ影響力のあるプラットフォームですから

他に、私にとって有効な使い方はないか、思考は止めず模索していくつもりです。

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Instagram

私のようなオッサンが"インスタ"を使うなど、想像もしておりませんでしたが…

前提として…

今のシャント肢が使えなくなり《右手》にVA造設となっても

在宅血液透析 という今の透析環境は維持いたい。

そのためには《左手》の巧緻性が必要不可欠。

利き手ではない《左手》の巧緻性向上を目的として始めた

"鉗子チャレンジ"と銘打ったトレーニング(左手で鉗子を開閉したりするだけですが…)

その様子をスマホ動画で録画していたんですね。

それら動画データをアーカイブできる良い方法、場所はないかな?

ということでInstagramを利用したわけです。

鉗子の扱いに慣れてきた現在は、"穿刺チャレンジ"と銘打って

自己穿刺から、クランピングチューブと血液回路との接続に至る各手技を

左手で行っております(※実際に行うわけではありません。サンプルを使った模擬トレーニング)

成果

多くの動画や画像がアーカイブできることが分かったので、今では

"鉗子チャレンジ/穿刺チャレンジ"動画のみならず

毎日の自己穿刺後の状態をスマホで撮り、これもInstagramにアーカイブしてます。

「こんなもの、誰がみるんだ?」

単なるアーカイブ用として利用しているにも関わらず

最近は、透析患者さんや腎移植患者さんを中心に

このマニアックなInstagramに、足を運んで下さっている方々の数が、増えております。

これをキッカケに、ブログやTwitterといった

他のプラットフォームにも訪れて頂ければ、有難いですね。

課題

「自分用の動画/画像をアーカイブするため」

この目的は変わらなないので、特に課題はありません。

強いて言えば、有難いことに

動画/画像を見た方の中で「コメント」を送って下さる方もいらっしゃるので

それらに対しては、真摯にコメントを返させて頂こうと思ってます。

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stand.fm

2021年3月1日から利用開始したstand.fm

先にご紹介した「音声メディアが"来る"!」と声に

私も"乗っかった"形です。

とはいえ、音声メディアという点では既に「Podcast」はやっている。

そことの差別化という観点から、stand.fmでは

透析終了直後、その日の透析をその日の透析を振り返る

をコンセプトに、また

Podcastに比べて収録時間はコンパクトに

内容も、血液透析のみならず

透析中に見た「映画」や「サッカー」の話も交えた

かなり"ラフな"感じで、やらせてもらってます。

成果

正直、よくわかりません💦まだ始めて間もないですからね。

ただ「Podcast」と同様

運営サイドとしては「球種が増えた」、気はします。

課題

視聴回数を見ると、まあ散々な数値ですよ…

それも無理はありません。

stand.fmは「voicy」などのような"審査制"をとっておりません。つまり

誰でも参加、誰でも発信ができるプラットフォームです。

悪い言い方をすると、発信者が"乱立"しているわけです。

その中で「視聴者の心を掴む」というのは、簡単な業ではありません。

在宅血液透析といった、超ニッチな領域

最初から関心を抱かれる方々の"パイ"は、決して多くは無いわけです。

そんな状況ですが

スタエフで話す、在宅血液透析"以外の"ネタを聴いて

「面白いな」と思って頂けるような話ができたらな、と。

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まとめ

thanks,

  • ブログ
  • Twitter
  • Podcast
  • YouTube
  • Instagram
  • stand.fm

約1年前

これほどの数の情報プラットフォームに"手を付ける"などと

誰が予想したでしょうか。自分が一番驚いております。

全国でも数少ない在宅血液透析を行う行政書士が

在宅血液透析及び腎移植に関して、

それを経験した患者目線の"ライブ感"ある情報を発信する…

と決意表明をしてから

自分でも驚くほど「新しいことにチャレンジする」ことへの

"心の障壁"が低くなってはいるかな、と。

「やってみよう!と思ったことは、とりあえずやってみる!!」

どこかの組織に属しているわけではないので

私個人の判断で「トライ & エラー」を繰り返すことができるわけです。

勿論、リスクもありますが…

「非医療者の"医療情報"に関する発信は"一方通行であるべし"」

この、自分に課した"縛り"の中で、どれだけ多くの方々に情報をリーチさせていくか

難しいミッションではありますが

共生

現実を受け入れ、

自分としっかり向き合う。

「善く生きる」ことの意味を

問い続ける旅の途中で、

出会うであろう全ての人が、

善く生き、

悔いのない人生を送るための、

一助となる。

迷ったら、この理念に立ち返る、これに尽きますね

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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