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在宅血液透析 透析全般

【腎代替療法】どうして「在宅血液透析」をしているのか?

sunrise

先般、このようなツイートを目にした。

ツイート主は「一般社団法人 日本在宅血液透析学会」の理事のお一人

今年の11月に開催される「第24回日本在宅血液透析学会・第17回長時間透析研究会」の大会長を務められ

ありがたくも、同学会で

「"在宅血液透析の広報(情報提供)"というテーマで、話してみてはどうか?」

と、こんなイチ素人にお声がけして下さった、長時間透析領域の専門医。

ただにイチ透析患者としては

下記のような、ホワッとした呑気なコメントするのが、精一杯でしたが…

2020年末時点で、全透析患者総数に占める「在宅血液透析」患者は、依然たったの0.2%

「長時間透析」を"施設"で行う「オーバーナイト透析」患者を合わせても

そう多くはないことは、容易に想像はつく(※詳細な値は調べておりませんm(__)m)

>長時間透析のような素晴らしい物を選ばないのはあり得ない

上記発言の背景には、「オーバーナイト透析」「在宅血液透析」含めた

「頻回・長時間透析」を施行する患者が、思ったより増えていかない現状があるのかな?

と、素人ながら勝手に推察しました。

在宅血液透析導入から丸9年経過、10年目に突入した今、もし

「どうして、(頻回・長時間透析が可能な)在宅血液透析にしたんですか?」

と問われて、自分自身で納得のいく理由が言語化できないことに、気づいた。

私の場合は

2002年に母からもらった腎臓(移植腎)が約10年で廃絶

そこから「透析導入」となった時点で、幸いなことに(※"幸い"かどうかは分かりませんが…)在宅血液透析"一択"

2002年の腎移植も、腎保存期で施行された「先行的生体腎移植」であるため

私にとっては「透析」=「在宅血液透析」

数ある「透析」あれど

  • 通院での標準血液透析(週3回、3時間~6時間未満)
  • 通院での長時間透析(オーバーナイト透析)
  • 腹膜透析

「在宅血液透析」と実体験として比較できる「透析」が、私にはないのです。

>長時間透析のような素晴らしい物を選ばないのはあり得ない

の発言の前提には、おそらく

「(現在殆どの透析患者の施行する標準血液透析に比べて)素晴らしい…」

ということかと思いますが

私にとっては、長時間透析(頻回透析)の"素晴らしさ"を

標準血液透析と比べて「こうです!」とは言えない。

では、現在私が施行する「在宅血液透析」を、ある意味"絶対評価"した上で

「ここが素晴らしい!!」

と、自分自身が納得する「解」を言語化できない、ということ。

"自分自身が納得する"と但し書きしたのは

もし、もし、講演会などに呼ばれ(こんなことあり得ませんが💦)

「在宅血液透析の"素晴らしさ"を語って下さい」と言われれば

内容をそれなりの形にはできると思います。

おそらくそこで発言する内容

「嘘」ではないと思うが

「なんか、違う…本心と違う…」と。

その意味で

上記医師のツイートに、何気なくホワッとツイートした内容は

意外と"芯を食って"いるのかな、と。

医者じゃないんだから、私は!!

「"エビデンス"に基づいた一つの「解」」などを提示する必要なんて、ない。

日々の活動の中で、日々の"在宅血液透析生活"の中で

呑気に、ホワッと

感じるまま、思いつくままを「言語化」し表現する。

"他人"を気にせずに…

それで、いいかなと。

変な、分不相応な使命感なんで、持つ必要なんで、ないのよ。

プロジェクト『腎生を善く生きる』を立ち上げてから2年強。

トライ&エラーの繰り返し

SNSは「活動には不可避、背に腹は代えられない」として始め続けているが

実は最近、ストレスフルな状態

色々考えすぎ

SNS界隈における"人間関係"にも、疲れた…

元々、性に合わない世界観

そこを無理に、無理に…

自分の心穏やかに、好きなように好きなことを好きな方法でやっていいかな。

そう思う、今日この頃です。





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