施設透析であろうと、在宅透析であろうと
針がシャント肢に刺さって脱血が始まれば
透析(除水)終了まで身体が拘束されることに、変わりはありません。
ストレスを溜めないよう、患者各々、過ごし方があるかと思います。
今はスマホ始め、タブレット端末等も透析室へ持ち込めるでしょうから
過ごし方も多様(と思われます)。
そんな中、今回は
私の在宅血液透析(HHD)生活の❝お供❞として、一番お付き合いの長い
スマホゲームアプリ「ウイニングイレブンクラブマネージャー(通称ウイクラ)」
を、思いのまま語ります。
ウイクラのことを、ただ徒然に書いていくことになりますので
在宅透析に直接関係する情報をご期待されている方は
速やかに他のサイトへ移動された方が賢明です^_^;
ちなみに、2020年5月27日現在のランキングは
- 国内ランキング_10234位
- 世界ランキング_57186位
という、まーショボい順位。
一応、❝無課金主義❞をモットーとしておりますので
ディビジョンも、SUPER STAR EXディビジョン2が最高位。
【透析中の過ごし方】サッカー好き透析患者おすすめサッカーアプリ「ウイクラ」
なぜ「ウイクラ」か
透析中は、穿刺針がシャント肢に刺さり
血液回路を介して透析機器と繋がっているので
シャント肢側は、やや不自由な状態となります。
サッカーゲームといえば「ウイニングイレブン」「FIFA」が思い浮かびますが
あの類のゲームはスマホアプリでも、両手を使ってパス・ドリブル・シュート操作を行うので
透析患者、特にわたし的には不完全感があり、楽しめない。
片手で出来るサッカーゲームはないもんか、そこで出会ったのが「ウイクラ」です。
2019/20シーズンへの選手データ更新や更にリアルになった試合AIの搭載など大型アップデートを実施!
全世界の累計ダウンロード数が3,000万を突破した『ウイニングイレブン(Winning Eleven)』シリーズのサッカー戦術シミュレーションゲーム。
とあるように、あくまでシミュレーションゲーム。
ゲーム上の選手をプレーヤー自身が動かす必要がなく
フォーメーション変更、戦術設定、選手獲得・育成等が主。
設定をした後は、戦況をただ見守るだけ(多少、試合中戦術変更はしますが)。
自由に使える非シャント肢一本でも、十分操作可能なところが、私の気に入ったところ。
サッカー部出身ではないものの、サッカーと私との付き合いはそれなりに長く
メキシコワールドカップ、マラドーナの5人抜きドリブルの頃から。
自分の人生のその時々で、サッカーの見方・趣向は変わっていますが
10年ほど前からは、戦術的な視点で見ることが多い。
この点においても、ウイクラは今の趣向にマッチしたというわけです。
これまでに❝出会った❞選手達を語る
世の中には猛者たちが多くいらっしゃるので(※上記ランキングでもわかるように)
この場でウイクラそのものについてクドクド書いたところで、意味はありません。
そこで、ここではテーマを絞って
「これまでに❝出会った選手❞」
について語っていこうと思います。
ポイントは
私が現実に目にしてきたプレーヤーのパフォーマンスと
ゲームで登場するプレーヤーのパフォーマンスとの違いを意識しております。
期待通りの活躍をした選手
PLAYERS
クリスティアーノ・ロナウド
アレッサンドロ・デル・ピエーロ
ジェラール・ピケ
クリスティアーノ・ロナウド
多くを語る必要はないでしょう。
デフォルトのプレースタイルは「ウイングストライカー」ですが
ユーロ2016でポルトガル代表が優勝した時にように
とにかく点を取ることに専念してもらいました。
具合良く、「ボックスストライカー」のプレースタイルを持つ
星7選手から(誰か忘れましたが)同プレースタイルを継承出来たので
ポジションはワントップ。
- ボールが後ろから供給されようが、横から供給されようが
- グランダーで供給されようが、空間に供給されようが
- 足元に供給されようが、スペースに供給されようが
ほぼフィニッシュまでもっていってくれてました。
現実同様のハイパフォーマンスで、私を満足させてくれました。
アレッサンドロ・デル・ピエーロ
無課金主義者なので、なかなか星7レジェンドを獲得することが難しいなか
幸運にも獲得できた選手。
ユーべ、イタリア代表での姿をリアルタイムで見ていた者として、強い思い入れがあったので
ありったけの特性レベルアイテムを消費し、特性「ファンタジスタ」Lv.10まで引き上げました。
ゲームでありながら
ボールの受け方、ワンタッチめのボールの置きどころ、が良くて
相手に寄せられても、殆どボールロストすることは、ない。
前も向いた後、どこにボールを出すのか
そこを見ているだけで、ワクワクしたもんです。
この点、ゲームとしての再現性が高い、とも思いました。
ジェラール・ピケ
フィフティのボールは、ほぼマイボールにしてくれます。
ルーズに放り込まれたボールにも、殆ど空中戦では勝ちます。
サイドに引っ張られて、星7選手と対峙した時、どうしても振り切られる場面もありますが
中央の門を通されることは、あまりなかった印象です。
ただ、思うのは、現実でもゲームでも
守備の選手は不利だな、と、つくづく思います。
主導権は基本、ボールホルダーである攻撃側にあるわけですから。
期待以上の活躍をした選手
PLAYERS
ヤン・コレル
フレンキー・デ・ヨング
フィリップ・コスティッチ
ヤン・コレル
名前と存在は知っていましたが、あまり現役時のプレーイメージは無かった選手。
これぞ❝ゲーム向き❞の選手。
2mを超す身長。
その特徴を生かすフォーメーション・戦術選択を掛け違わなければ
これ以上ないパフォーマンスを見せてくれます。
サイドからのクロス、アーリーだろうがタッチライ付近からだろうが
それがかなりアバウトなボールでも
マークをもろともせず、DFの頭上から「ズドーン!」と、ゴールにぶち込みます。
殿堂入り得点ランキングで、クリスティアーノ・ロナウドには僅かに及びませんでしたが
加入直後からの得点ラッシュは、見事でした。
フレンキー・デ・ヨング
現在のバルセロナの心臓ともいえる選手。
一昔前のシャビ・アロンソやセスク・ファブレガスのような選手が好きな私としては
現役では好みの選手。
自陣ではディフェンスラインからボールを引き出し、受けた後展開
ボールがアタッキングサードに入ってからは、一歩引いた位置にポジションをとり
攻撃が手詰まったとき、彼に一度預ければ、作り直してくれます。
これにミドルシュートがあれば、なお良かったのですが
これは私の育成ミスです。
フィリップ・コスティッチ
先に登場したコレルの相棒的存在。
彼の存在なくして、コレルのゴール量産はなかったでしょう。
プレースタイルが「クロサー」というのも貴重でした。
現実のサッカーシーンでも、典型的なクロサーって、少なくなりましたから。
(今でもYouTubeで、ベッカムのクロス集、見てます。)
左サイドを主戦場とし、カットインすることは、ほとんどなく
半ば強引に縦への突破をはかり、ゴール前に待つコレルへクロスを供給し続ける職人。
期待を下回った選手
PLAYERS
ディエゴ・マラドーナ
リオネル・メッシ
ポール・ポグバ
❝高すぎた期待値を下回った選手❞、という意味です。
ディエゴ・マラドーナ/リオネル・メッシ
両者ともにいえることですが
私がイメージしていたのは、どの位置でボール貰っても
そこから一人抜き二人抜き三人抜き、ゴールに向かってドリブルしフィニッシュする姿。
しかし、ゲーム上では、パスで局面を打開する場面が多く見られ
「もっと自分でいっていいよ!」と何度思ったことか。
昔のゲームは
ここから打っても普通入らないでしょ?ってところから打っても入っちゃうような
全く現実感のない「ゲームならでは」のプレーも多かった。
ところが、ロナウドとメッシ登場によって
ゲーム上で、あり得ないところからシュート決まっても
「まあ、あり得るよな」と思うようになってます。
今度出会った時は、ちゃんと育成して、彼等の潜在能力を存分に発揮させたいと思います。
ポール・ポグバ
フィールドの中盤で、なんでもやれちゃう選手、そんな印象のポグバ。
相手からボールを奪取して前へ展開、自分もゴール前に顔を出す。
強烈なミドルシュートも武器にゴール量産、これを望んでいたのですが。
思ったよりゴール前に顔を出すことがなく
相手からすれば、あまり怖くないところにポジションをとっている印象。
指揮官(私)が悪かったんですかね。
是非獲得したい選手(現役)
PLAYERS
フィルジル・ファン・ダイク
トレント・ジョン・アレクサンダー=アーノルド
ルカ・モドリッチ
フィルジル・ファン・ダイク/トレント・ジョン・アレクサンダー=アーノルド
今のリバプールを支える選手の代表。
この二人は是非セットでほしい!
ファンダイクには、守備の貢献はもちろんのこと
積極的にボールを縦に入れるなり、自分で運ぶなりしてもらい
アレクサンダー=アーノルドには、アーリーの位置から速く鋭いクロスをバシバシ入れてほしい。
中で待つ選手は誰が理想か・・・ファンバステン?
ルカ・モドリッチ
ボールが持てて視野が広く、ドリブルが出来て、シュートも打てる。
器用なだけに、個人的にはどこで使うか迷う選手。
中盤の密集地帯でボールを受けて、相手をひらりとかわし、ミドルシュート!
見たいです。
是非獲得したい選手(レジェンド)
PLAYERS
ルート・フリット
スティーヴン・ジェラード
パオロ・マルディーニ
ルート・フリット
ファンバステン・フリット・ライカールト
この三人が出場したトヨタカップは、今でも印象に残ってます。
左サイドでボールを受け相手と対峙したフリットが、2.3ステップを踏み
右足で放たれたクロスを、ゴール前に侵入しきたライカールトがヘディングでゴール。
もしフリットが獲得できたとして、どこで使うか。
身体が強いので中盤で使うのが定石でしょうが
ゴールに近い位置でプレーさせても面白いかも。
スティーヴン・ジェラード
現実のサッカー界、古今東西、個人的に三本の指に入る好きな選手。
ロングレンジの正確なパス、強烈なミドルシュート、そして抜群のキャプテンシー。
04-05シーズンのCL、対オリンピアコス戦でのミドルは、あまりに鮮烈。
セントラルMFの位置で、フィールド縦横無尽に動き回り
ゲームの世界でも、どんどんジェラード砲、発射しちゃって下さい。
パオロ・マルディーニ
屈強なイメージのディフェンダーの中にあって、なぜかエレガントさを感じる選手でした。
あの風貌がそう感じさせるんでしょうか。
3バックの左でも、4バックのセンター、左サイドバック
どこでもハイパフォーマンスを見せてくれるので
ゲームの世界でも、重宝される選手かと思ってます。
レジェンドで登場して欲しい選手
PLAYERS
ジネディーヌ・ジダン
フランク・ランパード
ディディエ・ドログバ
ジネディーヌ・ジダン
フィーゴがいて、なんでジダンがいないんでしょう?
ゲームのスキルに「ルーレット」があるのに、❝本家❞がいないとは。
(ウイニングイレブンではいるんでしょうか??)
マテラッツィへの頭突きという、後味の悪い現役最後でしたが
稀代のファンタジスタであることは、疑いようはない。
4-2-3-1でも3-5-2でもいいので
トップ下、チームの王様として、攻撃のタクトを振るって欲しい。
フランク・ランパード
実際にスタンフォードブリッジでそのプレーを見て、惚れ惚れした選手。
サッカーIQが高いんだろうな、と。
それでいてファイト出来る、フィジカルとメンタルを持ち合わせる。
未だ獲得していないジェラードと、このランパード。
イングランド代表で輝けなかった二人の共存を、是非ゲームの世界で。
ディディエ・ドログバ
チェルシーにモウリーニョがいた頃が、一番サッカーを見ていた時期。
その時、爆裂していた選手。
ああいうFWが前にいると、後ろは楽だろうな、と思わせてくれる。
ゲームに登場してもし獲得できたら、もちろん1トップで使います。
コレルのコスティッチのような、相棒となるクロサーが必要ですね。
まとめ
今回の投稿記事は、ちょっとコーヒーブレイク的な内容でした。
毎日透析のことを考えて記事書くのも、疲れちゃいますからね。
会社までの往復の通勤時間を有効に使えるかどうかで、スキルアップに差がつく
とはよくいったもの。
3時間、4時間、5時間の透析時間も
自分のスキルアップ、自己研鑽に使えるとは思うのですが
それは理想論で
やはり、出来るだけストレスを溜めないよう、との気持ちが勝って
ゲームしたり映画やドラマを見たりすることが、どうしても多くなります。
ダラダラすごしてしまうところを、私の場合は
電子書籍の読み上げが、なんとか緊張感を持たせてくれてますが。
(参照:電子書籍は透析中の必須アイテム?透析患者へ「自炊」のすすめ!)
とはいえ
先の見えない透析生活。
献腎移植の順番は、まだまだ先でしょう。
気を張り詰めすぎても、どこかで切れてしまっては、元も子もない。
「リラックスすることも仕事のうち」
と割り切って、今日もウイクラやります。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。