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【患者の心理】私が、自分が見たモノ感じたコトを「言語化」することにこだわる理由

2020年9月25日

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~共生~

現実を受け入れ、 自分としっかり向き合う。

「善く生きる」ことの意味を 問い続ける旅の途中で、

出会うであろう全ての人が、

善く生き、

悔いのない人生を送るための、 一助となる。

上記理念のもと

2020年1月、ブログ「腎生を善く生きる」を開設、同時にTwitterも開始

2020年9月からは、Podcasts「腎生を善く生きる」も開設

これらメディア、プラットフォームを通じて

生体腎移植⇒移植腎廃絶⇒在宅血液透析導入

この間に、私自身が経験したコト、そこで見たコト、感じたコトを

「文字」と「言葉」で発信して参りました。

情報発信のプラットフォームには他に

YouTubeやInstagramがございますが

私は、こちらには参入しておりません。

YouTubeに関しては、単に"顔出し"したくない、という理由もありますが…

(私には、自分を"さらす"勇気がないだけです)

情報発信するプラットフォームとして「ブログ」を採用したのは

そこには、私なりの"こだわり"もあるからです。

今回は、その辺りを深掘りしていきたいと思います。

【患者の心理】私が、自分が見たモノ感じたコトを「言語化」することにこだわる理由

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私の考える「言語化」の重要性

2017年度の行政書士試験に合格した私ですが

受験勉強時に意識していたことがあります。それは

アウトプットできない知識、その知識はまだ定着していない

ということでした。

一つ一つの概念を、人に教えられる位に知識が自分の中に定着していないと

それは「まだ覚えていない」ということである、と。

自分が経験した「生体腎移植」並びに現在進行形の「在宅血液透析」

これらの情報、特に専門家ではない一患者、単なる素人が

医療分野に関する情報を発信するということは

専門家レベルまでは要求されないにしても、それ相応の理解度は必要で

ある事象を理解しているか否かの一つの指標が

「アウトプットできるか」

とうことだと、私は考えています。

そこから派生して

私が発信していきたいのは、患者目線での情報、特に

患者である私自身が

「その時、何を"感じたか"」つまり、人間の"心理・心情"を伝えたいわけです。

その為には

他人には見えない「心」の様を

「言語」に落とし込む必要があるわけですね。

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患者が「言語化」することの意義

"心の様を「言語化」する"

このことは、別段

私がブログで当該情報を発信するためだけに必要なことではない、と。

医療の分野では

患者の心理に特化した学術分野があると思います。

注意!!

これから述べることは、素人の勝手な想像です。

もし医療関係者の方ご覧になっていたら、温かい目で…是非

患者の心の様を、ある種の概念化・定型化するためには

一定数のサンプルから共通項を割り出し、そして「言語化」すると思うのです。

「自分の心の内なんて他人には分からない」との前提に立った時

それまでに積み上げられたサンプルを元にして作られた

ヒアリングシートのようなものがあって、それらを使った

対患者との問答形式で得られた結果を

「言語化」すると思うのです。

だとしたら、この点を患者サイドから見た時に

専門家の「定型化」された質問にただ応えるよりは

患者が自身の心情を「言語化」し、それを伝えられれば

収集されるサンプルも、より「生っぽく」なるのかな

こんな風に思うわけです。

注意!!

重ね重ね

上記は素人の勝手な想像ですので…何卒温かい目で…

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中西哲生氏が提唱する「N14中西メソッド」

患者が自身の心理を「言語化」するという点で

私が今非常に興味を持っているのが

中西哲生氏が提唱する「N14中西メソッド」です。

N14method

スペインのレアルマドリード所属、昨シーズンのマジョルカから

今シーズンはビジャレアルへ移籍をは果たした久保建英選手。

彼が12歳の頃からパーソナルコーチを務めているのが、中西哲生氏。

その中西哲生氏が提唱するのが「N14中西メソッド」。

同メソッドの深い部分まで私は理解してはいませんが

同メソッドを語る上で、重要な概念が「言語化」。

(参考動画:久保建英の進化を言語化する|中西哲生×戸田和幸×小澤一郎

中西氏曰く…

自分の役割は

選手が無意識で行ったプレーの「再現性を高める」こと、つまり

10回中3回成功するプレーを

10回中10回へ引き上げること、だと。

"無意識"なイメージ、プレーを「再現可能」なものにするためには

当該プレーを分解して、それぞれを「言語化」する

そして「論理化」して、選手へフィードバックする。すると

「身体が勝手に動いた」感覚の選手は、自身のプレーに対して「論理」にもどれる。

世の中の天才と言われる選手の「身体が勝手に動いた」プレーは

もしかしたら再現不可能かもしれないが

久保建英選手のプレーは

再現可能な「身体が勝手に動いた」プレーなのだ、と。

感覚、無意識といった目に見えないものを「言語化」し「論理化」する作業は

患者の心、心理といった、同様目に見えないものを

「言語化」「論理化」する作業と、着眼点は似ていると思うのです。

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まとめ

thanks

ブログを通じて、自身の経験や心境の「言語化」に努める中

2020年9月から、Podcastsでの情報発信を始めました。

「ブログ」と「Podcasts」この違いは

視覚情報の有無。結果、音声のみの「Podcasts」には

より一層の「言語化能力」が必要とされるな、と。

日々格闘中であります。

そんな時、目にした興味深いYouTube動画がありました。

古舘伊知郎氏のYouTube動画

彼のライフワークである「トーキングブルース」

1999年に行われた「般若心経」をテーマとしたトーキングブルースの一部が

彼のオフィシャルチャンネルにアップされていました。

そこで語られた彼の言葉、表現が、非常に印象的で興味深い。

俺たちは左脳中心。言葉で討論する、打ち合わせする、電話する…

徹底的に「言葉」だから、脳の神経回路が左脳方向に開いちゃってる。

お経のリフレインで、瞑想方向、右脳方向を開かせてもらってる。

お経は「言葉」だけど、意味がよく分からない分だけ、右脳に行く。

もはや、言葉を使いすぎてインフレになってるから

絶対言葉じゃないものの方が感動してジーンとくるんだ

(引用元:古舘伊知郎トーキングブルース アーカイブス)

そこで私はおもった。

ストレスの多い現代社会において、人々を瞑想方向に開かせる。

「ブログ」は、がっつり文字を追うから無理。

では「Podcast」はどうだ?

言語ではあるが、「ブログ」と違い視覚情報ない、ゆえに

自身の経験や心情を「言語」で伝えると同時に

視聴者を瞑想方向へ、ヒーリング効果のあるプログラムにすることが、可能性なんじゃないか?

こんな、馬鹿げた妄想をしてしまったわけです。

これは無理ですよね、なぜなら古館氏曰く

"お経は「言葉」だけど、意味がよく分からない分だけ、右脳に行く。"

もし私のPodcastsに瞑想方向を開かせるヒーリング効果があったとしたら

「言語化」した私の話は、"意味が良く分からないもの"ということですから💦

まあ、冗談めいた話は置いといて。

今後の発信活動として

あくまで「言語化」することを大事にしたいと思うのは

これまで述べたことを前提に加えて

読者、視聴者に、自身でイメージしてもらう

ということが重要だと、思うから。

読書離れが叫ばれる中、「小説」の良さとして

同じ「言語化」された情景描写でも

読み手によって、また、同じ読み手でもその時々で

脳内に描く情景は異なる、そのことに面白さがある。

何かを伝える時、アニメーションやイメージ図を使うことは

確かに、受け手側の理解を手助けする効果はあるが

一方で、見た瞬間そのイメージが刷り込まれ、結果

無意識の内に固定概念を植え付けることにもなる。

私が発信しようとして内容は、現実の事象もさることながら

私自身が感じた「心境」を多く含む。

そこを「言語化」してお伝えするが、固定概念を植え付けたくはない。

あくまで患者の心は患者それぞれのもの。

発信され「言語化」された、あくまでサンプルを元に

受け手側主導で、色々思いを巡らせて頂きたい。

少々偉そうなことを述べておりますが…

私も現在進行形で、日々思い悩みながら生きているわけですから

読者、視聴者の方々と、共に成長していきたいものです。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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