「5時間は、寝たいんだよね…」
在宅血液透析の介助者である妻からの
何気ない一言で始まった"ミッション"
✅妻(介助者)の睡眠時間を確保せよ!
✅"Do it yourself spirit"を忘れるな!!
あれから、1か月は経過したでしょうか。
患者(私)がやる気になれば、やれるもんですね💦
平日、日中フルタイムの妻が帰宅するのは、だいたい18時半頃。
その前に、私は入浴をすませ
血液透析の準備(プライミング)に取り掛かるのが、通常の流れ。
帰宅した妻が入浴をすませたら、夕食。
「妻(介助者)の睡眠時間を確保できるか否か」は
夕食後の過ごし方 & 私の体調に左右されるといってよい。
一番厄介なのが、強烈な"睡魔"に襲われること。
夕食後、眠気に襲われるのが既定路線だったこともあり
その「眠気」を撃退すべく
食後、甘いお菓子とブラックのホットコーヒー☕を嗜むのが、日課だった。
ただ、眠い時は
甘い物食べようが、ホットコーヒー☕飲もうが、眠気は払拭できず
割り切って、短時間の仮眠をとり、眠気を覚ましてから
透析に、自己穿刺に向かう…これが数年、慣習化していた。
「5時間は、寝たいんだよね…」
「妻(介助者)の睡眠時間を確保できるか否か」は
夕食後の過ごし方 & 私の体調に左右されるといってよい。
などと言ってましたが
"蓋を開けてみたら"、結局は患者である私の「気持ち」次第でした。
"夕食後には睡魔に襲われる"
こんなものは
「夕食後、できるだけ速やかに透析準備に取り掛かる!」
とのマインドセットで、どうにかなるもんですね。
夕食後に、のんびりお茶して、挙句、仮眠などとると
透析開始時刻は、平気で22時近くになる。
翌日も日中仕事を控える妻の体調を考えると
そうそう深夜遅くまで(2時近く)妻を透析で"拘束"するわけにはいかず
結果、透析は「時短営業」。
これが
「夕食後、できるだけ速やかに透析準備に取り掛かる!」
とのマインドセットする"だけ"で
21時前には、透析を開始することができている。
結果、透析「時短営業」することなく
予定の「3時間透析」を、キッチリ連日行えている。
これは、透析患者である私の身体にも、そら良いことでしょう。
"気持ち"次第で、環境を変えられることはできる。
とはいうものの
今度は私が、知らず知らずのうちに無理している環境下になる、とも限らない。
今のところは、ほぼストレスなく「透析リスケジューリング」に順応できているが
無理は禁物。
「患者」も「介助者」も…
実生活に落とし込まれた"在宅血液透析"は、実に奥深いものです。
自著『在宅血液透析患者のリアルー導入から8年、透析回数2000回までの軌跡』
Amazonストアにて、絶賛発売中!!
【価格】
Kindle版:¥350(Kindle Unlimited会員:¥0)/ペーパーバック:¥825
英語翻訳版『Reality of Home HemoDialysis』
Kindle版:¥540(Kindle Unlimited会員:¥0)