英語の学習効果を高めるには、自分が興味のある分野について学んだ方がよい
巷でよく聞く話ですね。
私もこれまで、また今現在も、色々手は出してます。
- サッカーに関する海外ツイートを読む
- Netflixの配信されている映画・ドラマを英語字幕で見る
ただ、なんでしょう、勉強している気がしないといいますか・・・
私は古いタイプの人間なのか、
勉強している気がしないと、知識が定着しない気がするもので。
そこで、今回は、
英語版ウィキペディアで「血液透析」について勉強しながら、
同時に関連英単語もマスターしちゃおう!
という企画です。
では、
例文_1
Hemodialysis, also spelled haemodialysis, or simply dialysis, is a process of purifying the blood of a person whose kidneys are not working normally. This type of dialysis achieves the extracorporeal removal of waste products such as creatinine and urea and free water from the blood when the kidneys are in a state of kidney failure. Hemodialysis is one of three renal replacement therapies (the other two being kidney transplant and peritoneal dialysis). An alternative method for extracorporeal separation of blood components such as plasma or cells is apheresis.
出典元:wikipedia
Hemodialysis(hiː.moʊ.daɪˈæl.ə.sɪs)
血液透析
在宅血液透析をHHDと表記しますが、これは
Home(在宅) Hemodialysis(血液透析)
で「HHD」。
Hemodialysisnの「hemo」は
「血」に関する接頭語なんですかね。
ヘモグロビン(hemoglobin)で、馴染みはあります。
purify(pjʊr.ə.faɪ)
浄化する
Cambridge Dictionaryでは・・・
to remove bad substances from something to make it pure
to remove immoral thoughts or acts from something
とありましたので、
「物」だけじゃなく「心」をきれいにする意味でも、使うみたいです。
kidney(kɪd.ni)
腎臓
上記例文
"a person whose kidneys are not working normally"
ここでの「person」は、結局のところ透析患者を意味してるわけですよね。
そうなると
透析患者は、当然「2つ」の腎臓が機能しておりませんので、
「kidney」 ではなく「kidneys」
と複数形。
自分の透析及び腎機能について、もし英語で話すようなことがあったら(ほとんど皆無ですが)
必ず複数形「kidneys」としなければなりません。
dialysis(daɪˈæl.ə.sɪs)
透析
日本で「透析」と聞くと、大体の人が、
❝血をカラカラ外で回すやつ❞(=血液透析)
みたいなイメージを思い浮かべるかと思います。
以前、オンライン英会話で、
"I'm on dialysis."
"i'm getting dialysis"
と話したら、ほとんどの人(ほぼフィリピン人)は、
"Oh...So sorry..."
みたいな、非常にシンプルな返しでした。
"which one? Hemodialysis? or peritoneal dialysis?"
(えっ?どっち?血液透析?腹膜透析?)
なんて聞いてくる方には、お会いしたことございません。
つまり、ほとんどの外国の方も、「dialysis」と聞いて、
"Oh! chi wo karakara sotode mawasu yatsu ne!"
とのイメージなんでしょうか。
waste product(weɪst prɑː.dʌkt)
老廃物
ここでの「老廃物」は、such as 以下の
creatinine(クレアチニン)
と
urea(尿素)
ということになります。
creatinine(kree-at-n-een, -in)
クレアチニン
特に説明は、不要でしょう。
urea(jʊˈriː.ə)
尿素
腎不全患者並びに透析患者にとっては、
「尿素」というより「尿素窒素」の方が耳慣れているかと。
「尿素窒素」は Urea nitrogen(UN)
より馴染みのある「BUN」は、
Blood urea nitrogen(BUN)=❝血中❞尿素窒素
となるようです。
kidney failure(kɪd.ni feɪ.ljɚ)
腎不全
もし問題で、
「例文の中からkidney failureの内容に近い部分を抜き出せ」
とあったら、答えは、
"kidneys are not working normally"
ということになりますか。
renal replacement therapy(riː.nəl rɪˈpleɪs.mənt θer.ə.pi)
腎代替療法
ここでいう、3つの腎代替療法というのは、
- hemodialysis(血液透析)
- kidney transplant(腎移植)
- peritoneal dialysis(腹膜透析)
をさします。
kidney transplant(kɪd.ni trænˈsplænt)
腎臓移植
オンライン英会話では、自己紹介で頻発している単語(笑)
"I was operated on kidney transplant when i was thirties."
と表現しています。
言い回し的にやや不正確な気がしますが、
毎回、一応相手には伝わってるようです。
今回の記事で「血液透析」について勉強できたので、
今後、少し話を膨らませることが出来るかもしれませんね。
peritoneal dialysis(per.ɪ.təˈniː.əl daɪˈæl.ə.sɪs)
腹膜透析
「腹膜」は peritoneum(per.ɪ.təˈniː.əm)
発音が難しい。
ペリトニーアム
と読むんでしょうか。
腹膜透析は未経験のため、
英会話で使うことは、なさそうです。
extracorporeal separation(ek-struh-kawr-pawr-ee-uh l sep.əˈreɪ.ʃən)
対外分離
apheresis(uh-fer-uh-sis)
アフェレシス
extracorporeal separation(対外分離)
apheresis(アフェレシス)
上記2つは、超難単語扱いで、
勝手ながらスルーさせてもらいます・・・
特にapheresis(アフェレシス)に興味のある方は、
といものがあるようなので、そちらをご参照下さい。
少し覗きましたが、私のような素人が手出す領域ではなさそうです。
まとめ
色々な方がおっしゃってますが、
外国語学習というのは、
聞き流すだけ云々の類では、なかなか身につかないようです。
私も冒頭に述べたように、
- サッカーに関する海外ツイートを読む
- Netflixの配信されている映画・ドラマを英語字幕で見る
などしてはいますが、それだけでは、やはり身につかない。
海外映画・ドラマを学習材料にする場合には、
知らない単語を書き出したり、
気になるフレーズを繰り返し聞いて音読したり、と
ちゃんと「お勉強」しないといけないようです。
となると、私の場合、
海外映画・ドラマは、お勉強の材料には向いていないかな、と。
いくら好きな映画・ドラマでも、
フレーズ単位で繰り返し聞いたりするのは、かえってストレス。
シリーズものなどは、
「早く次のチャプター、早く次にシーズン」
となりますからね。
その点、
今回のように、ブログの投稿という形を利用した英語学習は、
結構私的には有益か、と。
自分の英語学習が目的とはいえ、そこはブログなので、
全く読者の方々を無視することは、決してないので、
それなりに時間をかけて正確に調べた結果を、
出来るだけ分かりやすい形で、まとめようと努力はします。
学生時代の、学習内容をノートにまとめる作業に、少し似ているかもしれません。
ながら学習でも、人間の脳は、情報を幾らかキャッチしている、とはいいますが、
やはり私は「お勉強」の体をなしてないと、頭に入らんようです。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。