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在宅血液透析 腎臓移植

【2023年5月】在宅血液透析外来報告(血液検査結果等)

月1回の「在宅血液透析外来」へ行ってまいりましたので

その報告を致します。

検査結果(項目抜粋)

※先月(2023年4月)検査結果は下記動画参照👇

ヘモグロビン値(血色素量)が、いつもよりは低め

加えて網状赤血球、つまり"赤血球の赤ちゃん"の値もやや低めであったため

先生曰く「いつもより多め」の量を注入してもらいました。

先月、"いわくつき"の値を計上した「カリウム」と「リン」。

考えられる原因等については、先月のYouTube動画で色々話しているので

そちらをご参照願いたいのですが。

さて、今月はどうだったというと、上述の通り

  • カリウム:5.3(先月6.2)
  • リン:4.6(先月7.2)

通常(平常)に戻った感じ。

今回の採血では、血清の抽出に、ちゃんと気を配りました。

(遠心分離した血清と血球との"際"は狙わない!)

やはり、先月の異常値は、血清の抽出に問題があったようです💦

あとは、アルブミンでしょうか。

透析後の値は先月と同値ですが、先生曰く

他の同じHHD患者に比べると、やや低め。もうちょっと食べてもいいかも、とのこと。

気を遣いながらも、ちゃんと食べてるんですけどね。

そのせいか、体重は戻ってきている。

"戻ってきている"というのは、体重が増えてきている、ということ。

年始に母を亡くし

その前後の心労が重なり、体重は流石に減りまして

当然、ドライウエイト(DW)を漸次下げていたところでしたから

体重が"戻った"、つまり体重が増えてきているというのは、良い兆候ともいえるかも。

実は今回

先月のドクター指示のDWから「+0.8」と、大幅増となりました。

というのも

先月上げたDWでも、透析始めてみると、少し"引き過ぎ感"があったので、つまり

透析中に軽度の気分不快が出現していたので

「0.2」残した値を「予定後体重」として、この1カ月の殆どの透析を行っました。

ほぼこの一か月問題無かったのですが

この外来前日の透析で、久しぶりの「最高血圧下限警報」が発報しまして。

つまり、収縮期血圧いわゆる"上の血圧"が「100」を切ったということ。

透析前のバイタル測定でも、血圧やや低めだったので、嫌な予感はしたのですが

透析後半に、軽度の気分不快が出現。

大事に至る前に、透析は強制終了、速やかに抜針・返血を行う。

にもかかわらず、その後のバイタル測定で「最高血圧下限警報」。

実際的に、身体にも多少ダメージが残り

(透析用の)リクライニングチェアから離床したあと、横になっていましたが

完全に身体が回復するに、そこそこの時間を要しました。

そんなことが外来直前にあり、先生に報告したところ

此度のようなDWのプラス修正がなされたというわけです。

いつも主治医から言われていることですが

在宅血液透析では、やはり安全が第一。

その点において、血圧はやや高めであっても

それほど問題ではない、むしろ良くて安心、ということですね。


あとは、献腎移植へ向けた話もしました。

といっても、「間近に迫った献腎移植に向けて」などといった話ではなく…

臓器移植ネットワークに登録している献腎移植待機患者が

登録を更新するために、ある意味義務化されている、移植医との問診について。

結論から申し上げると、今年から

私が献腎移植手術を希望している病院(2002年末に生体腎移植手術を受けた大学附属病院)で

移植医との問診を受けることになりました。

「え?今まで、そうじゃなかったの?」と言われそうですが…

これまでも移植医との問診は受けて、何なら年一と言わず2~3か月に一度のペースで受診してました。

ただ、場所が、上述した"献腎移植手術を希望している病院(大学附属病院)"ではなかった、ということ。

2002年末に行われた私の生体腎移植の主治医(執刀医)が、その後

2013年に移植腎廃絶、在宅血液透析導入後に至る長きに渡り、診て下さっていました。

その間

大学附属病院では、やはり患者の待ち時間が長いことや、立地の問題も考慮し

(※患者には伺い知れない、病院サイドの理由ももしかしてあろうかと思いますが…)

主治医(教授)自ら、大学附属病院以外の他院へ出向き

そこで患者、私を診て下さっていました。

しかしながら、年月が過ぎ

そんな主治医も大学附属病院を退官され

当該大学附属病院での腎移植チームの中心的役割を担う医師も"次の代"に移っています。

そんな事情も合わさり…

"合わさり"と言ったのは、実際はこの数年で

「献腎移植待機患者は、やはり指定病院で、直接受診すべし」

となったようで。

そのための、つまり

私にとっては久しぶりの

2002年に生体腎移植手術を受けた大学附属病院で受診するための

根回しの話をしたわけです。

"根回し"といったのは、私としては

現在、大学附属病院の腎移植チームの中心医師を存じ上げていることもあり

当該医師との問診を希望しています。なぜなら

患者と医師との関係性をゼロから築く手間が省けて助かりますからね。

在宅血液透析の主治医は、現在も週に一度、当該大学附属病院に出向いているようなので

諸々の"根回し"をしていただき、その後、紹介状を携えて病院へ!ということになりそうです。

続報入り次第、情報シェアさせて頂きます。



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