月1回の「在宅血液透析外来」
2023年最初の「在宅血液透析外来」へ行ってまいりましたので
その報告を致します。
※先月(2022年12月)検査結果は下記動画参照👇
がん闘病中の母を自宅での看取ることを想定し
入院先の病院から自宅へ戻ってきたのが、2022年の12月21日。
在宅介護のほぼ全てを担う私としては
"物理的に母から離れる時間"、つまり
できるだけ透析時間は短くしたいと考え
(ひとたび血液透析開始されては、直ぐの離脱は難しいから)
透析時間を2時間で
その代わりに、1日も休みなく連日血液透析をすると決めました。
すでにお知らせ致しましたが
2023年1月10日、母は永眠いたしました。
母が自宅へ戻ってきてから、正確には…
21日㈬・22日㈭・23日㈮透析
24日㈯非透析日という、通常スケジュールを経て
2022年12月25日㈰から、母が亡くなった2023年1月10日㈫の3日後の1月13日㈮まで
都合「20日連続」2時間、在宅で血液透析を施行したことになります。
リン(P)の透析前の値がやや高い原因が
一概に、透析時間が2時間と短いから、ということではないかと
透析後の値で"引けてる"ので、それほど心配はない、との主治医のご見解。
リンを"引く"に、ある程度の透析時間は必要という、一般的な見解はご紹介いただきました。
母の在宅介護による、慢性的な睡眠不足、肉体的精神的な疲労が原因か
この間の血圧は高めに推移していたため
ドクター指示のドライウェイトを漸次下げていき
DW-0.5をターゲットに、透析を施行してました。
ある意味、不測の事態による「透析後体重」のターゲット変更。
母が亡くなり、19日通夜、20日告別式が終わり
新しい日常に戻りつつある今を正しく反映させたDWの調整ということで
レントゲン撮影による「心胸比」を測定。
過去の数値を比較しても"引きすぎ"というわけではないが(CTR:42.8%)
「"前"DW-0.5」よりもう一声、「-0.3」を新しいDWとし
日々の透析で様子見ながら、適宜調整する、ということに。
>新しい日常に戻りつつある
とはいったものの、大切な家族を亡くしたことによる心労が
タイムラグで襲ってくる可能性はある。
しばらくの間は、いつも以上に慎重な透析施行が求められそうだ。
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