どうも!『腎生を善く生きる』のDAISUKEです。
今回は…私のようなオッサンでも知ってる、話題の【ChatGPT】について。
「ChatGPTとは?」なんて話、私にはできるわけもなく💦
できることといったら、"在宅血液透析"OR“腎移植”の経験談だけ。
「"ChatGPT×在宅血液透析(HHD)"で、何か"生まれないか?"」
と思い、先日夜中に
誰も見聞きしていないであろう、YouTube_LIVEで
私が、ただひたすらに【ChatGPT】を"いじってる"映像を"垂れ流し"てました。
あれはあれで、私としては面白かったのですが
私のあまりに貧弱な英語力と、深夜ということも手伝い、コンテンツとしては"グダグダ"。
正直、本人以外"見るに堪えない"ものとなっておりましたので
ちゃんとしたYouTubeコンテンツを一つ試しに作ってもいいかも、と思い
アップしたのが、こちらになります👇(2023年2月8日㈬21時配信)
YouTubeに対し、ブログは「文字情報」です。
YouTube映像では"サラッと"流された「文字情報」を"文字起こし"し
映像を観て下さった方も
ブログ読者の方も
できるだけインプットしやすくなれば、との思いで、書きました。
では、参りましょう!
では、【ChatGPT】に"コマンド"を入力します。
先のLIVE配信では、貧弱な英語力で、その場で英文を捻出しましたが
今回は、予め文章を作成し、それを【ChatGPT】にコピペします。
Could you write a conversation between two people? They will be discussing home hemodialysis. One person is a patient who has been undergoing home hemodialysis for about ten years, and the other is a CKD patient who is not currently undergoing HHD, but is very interested in it.
要は…
「在宅血液透析歴10年の患者(一応、私を想定)と、HHDに興味のあるCKD患者との会話を書いて!」
という内容。
エンターキーを押すと、【ChatGPT】がせっせと求められた内容をアウトプットしてくれます。
体裁は、ちゃんと二人の会話形式になってます。
面白いのは、会話してる二人が「John」と「Sharah」となってること(笑)。
内容を要約すると…(※要約も【ChatGPT】によるもの)
CKDの患者のジョンさんとサラさんが話をしています。ジョンさんは10年間、自宅での血液透析(HHD)をしていることを説明します。サラさんはHHDについて知りたいことがあると言います。ジョンさんはHHDが自宅で自分でまたは介助者の手助けを借りて行われる透析であり、センターでの透析より柔軟で快適な環境で行うことができると説明します。ジョンさんは週3回、1回4時間程度の血液透析が必要であると述べます。また、初めは戸惑いましたが、今では日常生活の一部となり、自分の治療をよりコントロールできるようになったと話します。困難はありますが、適切なトレーニングと医療チームのサポートがあれば、HHDは非常に扱いやすい選択肢になると述べます。サラさんはジョンさんの体験談に感謝しています。
>ジョンさんは週3回、1回4時間程度の血液透析が必要であると述べます
HHD導入して、通院と同じ"週3回4時間透析"はありえないですけどね💦
さて、【ChatGPT】の面白いところは「Regenerate response」ボダンを押すと
追加のコマンドを入力することなく、違うアウトプットを返してくれるんですね。
ちなみに…
YouTubeでの英文スピーキングには、『ElevenLabs』を使ってます。
(私の拙い"じゃぱにーずいんぐりっしゅ"ではお聞き苦しいでしょうから💦)
内容を要約すると…
人物1と人物2が在宅血液透析について話をしています。人物1は10年以上前から血液透析を受けていますが、人物2は慢性腎臓病で最近在宅血液透析について知っているようです。人物1は在宅血液透析は透析センターで行う血液透析と同じようなものだが、より小さな機械を使って行うと説明します。人物2はリスクもあることを知っていますが、人物1は指示に注意することでリスクを最小限に抑えることができると説明します。最後に、人物2はもっと調べて自分に合うかどうか確かめようと話しました。
>在宅血液透析は透析センターで行う血液透析と同じようなものだが、より小さな機械を使って行う
この辺りは"アメリカの事情"を反映してるようです。
NxStage社の『System One』などを見ると、確かにHHDで使用してるコンソールは小さいようです。
さて、【ChatGPT】のアウトプットに対して、次の内容を加味するよう要求しました。
Thank you very much. However, since these two people have studied hemodialysis, kidney disease and transplantation to some extent, could you please rewrite the article from a more medical perspective? Also, one of them is currently on home hemodialysis 6 days a week and has published his experience on his YouTube channel. However, he is not a doctor, and I think it would be dangerous for him to share medical information that is only available at the patient level with patients in the same position as him. Please rewrite the article considering that it is only his opinion from a patient's point of view.
要は…
「二人はある程度、血液透析や腎臓病、腎移植について勉強しているようなので、もう少し医学的な観点から書き直して下さい、と。また、一人は現在、週6回在宅血液透析をしていて、自身のYouTubeチャンネルで体験談を公開している、と。ただ、彼は医師ではないので、患者レベルでしか知り得ない医療情報を、自分と同じ立場の患者さんと共有するのは危険だと思うので、あくまで患者の立場からの彼の意見である点を考慮して、記事のリライトをお願いします。」
というもの。
エンターキーを押すと、同様に【ChatGPT】がせっせと求められた内容を加味してアウトプットしてくれます。
内容を要約すると…
人物1が10年間在宅血液透析を受けていて、その経験を人物2に話すことになった。人物1は在宅血液透析が画期的なものであり、自分でスケジュールをコントロールできると話した。人物2はそのプロセスに興味があり、どのような感じであるか尋ねた。人物1は小さな機械を使って行っていて、最初は看護師に教えられながら、今では自分でできるようになっていると答えた。リスクもあると知っていて、指示に注意して、清潔に保つことで最小限に抑えていると説明した。人物2は人物1の経験を参考にして、もっと調べて自分に合うか考えると言った。人物1は相談して情報に基づいた決断をすることが重要だとアドバイスした。
先ほど同様「Regenerate response」ボタンを押すと、別のアウトプットをくれました。
内容を要約すると…
人物1は10年前から在宅血液透析を行っており、その体験をYouTubeで記録しています。一方、人物2は慢性腎臓病を抱えており、透析の選択肢を検討中です。人物1は、在宅血液透析が革新的だと感じており、週6日自宅で行えるため透析施設へ行くよりも便利で、治療のスケジュールをより柔軟にコントロールすることができます。彼は10年続けているため、日課になっていますが、最初は苦労したかもしれません。人物2はリスクもあると聞きましたが、説明書を読んで機器や自宅をきちんと管理することで感染リスクを最小限に抑えることができます。人物2は人物1の体験談に感謝の意を表します。
どうでしたか?
まだちょっとしか触っていない奴がとやかく言える立場にはありませんが…あえて言わせてもらうと
今の自分の活動、つまり
"在宅血液透析及び腎移植に関し、それを経験した患者目線のLIVE感ある情報を発信する"
立場として求められるのは、やはり
「オリジナリティ」と「LIVE感」
だな、と。
AIツールは、あくまで「過去の」膨大なデータを深層学習した結果をアウトプットするもの(との私の認識)。
"「過去の」膨大なデータを深層学習した結果"が、限りなく正確な「未来」を指し示す可能性はあるでしょう
つまり
"「過去の」膨大なデータを深層学習した結果"が
「今」の自分を、ある種"丸裸"にする可能性もあるでしょう。
しかし、「今」の自分を正しく表現できるのは、「今」の自分しかいないでしょうからね。
(そこを表現したとて、他者にニーズがあるか、という話とは別問題ですが💦)
とはいえ
【ChatGPT】に今代表される"AIツール"を使いこなせる能力(正しく使える能力)
高い"AIリテラシー"が求められる潮流が
私のようなオッサンにも押し寄せてきている、との危機感はある。
アイディアとAIリテラシーがあれば誰でもCEOになれる時代が始まってる。
(Twitter: @gijigaeより)
CEOへの憧れはありませんが…
今装備されてる低スペックな頭脳と、"脳力"の衰えに抗いながら
時代が求めるリテラシーを高める努力をし続けよう。
今の情報発信活動では生まれることのなかった
「新しい景色」が見えることを信じて。
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