最近"エスプレッソ"にハマってます。
恥ずかしながらこの歳で
"エスプレッソ"を知った
と言うのが正しい表現でしょうか。
キッカケは、現在Netflixで配信されている韓流ドラマ『Vincenzo (ヴィンチェンツォ)』
ソン・ジュンギ演じるイタリアンマフィアの"コンシリエーレ"である主人公「ヴィンチェンツォ・カサノ(Vincenzo Cassano)」が
高級スーツを身にまといエスプレッソを飲む姿がカッコよかったから(笑)
エピソード4では、チョン・ヨビン演じる弁護士の「ホン・チャヨン」と、カフェでの注文でこんなやりとりがあります。
ヴィンチェンツォ・カサノ:エスプレッソをダブルショットで一つ(I'll have a double espresso for here.)
ホン・チャヨン:アイスアメリカーノにしたらいかがですか?(I'll have an iced Americano.)
ヴィンチェンツォ・カサノ:イタリアでアメリカーノは汚水と変わりない(In Italy, an Americano is known as dirty water.)
ホン・チャヨン:アイスの汚水を一つ(One iced dirty water.)
Netflixより
私事ですが、飲むのは基本"ドリップコーヒー"
朝食時は準備の簡単なインスタントコーヒーを飲みますが
透析中の眠気防止ではドリップコーヒーを"ブラック"で飲んでます。
ゆえに当然、"ドリップコーヒー"とインスタントコーヒーとの違いは知ってましたが
生涯でほとんど口にしたことのない"エスプレッソ"がどんなものなのか全く知識がありませんでした。
(※小さい容器に入った見るからに濃そうな飲み物、程度の認識)
外出先で妻が飲んでいるのを一口もらって「超苦い」飲み物であることは知っていましたが
「"ドリップコーヒー"を通常より濃くしたもの(=粉多め&お湯少なめ)」
だと、本気で思ってました。
なので「ヴィンチェンツォ・カサノ(Vincenzo Cassano)」の気分をとりあえず味わいたい私は妻に
「家で手軽にとりあえず飲めるインスタントみたいな(エスプレッソ)のあったら買ってきて」
などと、全くトンチンカンなことをお願いする始末(妻は「?」だったそうです…)。
"エスプレッソ"と"ドリップ"
淹れ方が違うんですってね💦
そのことを理解したのは、自宅で"エスプレッソ"飲むにはと調べていて
『ビアレッティ(Bialetti)」』社の「マキネッタ(macchinetta)」の存在を知ったから。
「マキネッタ(macchinetta)」は小型の金属製コーヒーメーカーで、手軽に"モカコーヒー"を楽しめるもの。
中でも特に有名なのは、ビアレッティ(Bialetti)社の製品だとのこと。
「マキネッタ(macchinetta)」はシンプルな構造で
下部に水を入れ、中間にコーヒーの粉をセットし、上部に抽出されたコーヒーが溜まる仕組みになっています。
直火にかけることで、沸騰した水が蒸気圧でコーヒーの粉を通過し、濃厚な"モカコーヒー"が抽出されます。
先ほどから「マキネッタ(macchinetta)」で淹れたものを"エスプレッソ"と言わず"モカコーヒー"と言っているのは
マキネッタで淹れるコーヒーは、電動のエスプレッソマシンで作る"エスプレッソ"とは異なるから。
エスプレッソマシンと「マキネッタ(macchinetta)」では抽出の際にかかる圧力に大きな違いがあるそうです
(エスプレッソマシン高圧/マキネッタは低圧)
Amazonなどではビアレッティ(Bialetti)社の製品である『モカエキスプレス』について
自宅で手軽に本格的なエスプレッソを楽しめる道具
Amazon
とあるようですが、正確には「マキネッタ(macchinetta)」で淹れたコーヒーは"モカコーヒー"であって"エスプレッソ"ではない。
総じて、"エスプレッソ"ほど濃くはないものの"モカコーヒー"はコクのある味わいが特徴のコーヒーで
"エスプレッソ"と"ドリップコーヒー"の中間のような存在、とのこと。
素人が講釈垂れるのはこれくらいにして…
「ヴィンチェンツォ・カサノ(Vincenzo Cassano)」の気分をどうしても味わいたい私は
本格的"エスプレッソ"ではないことは承知の上で
Amazonでビアレッティ(Bialetti)社の『モカエキスプレス3カップ用』を購入しました。
マキネッタで淹れた一杯は、濃厚な香りと深い味わいが広がり、そこはまるで本場イタリアのカフェのようです。
"エスプレッソ"ではないですが
「ヴィンチェンツォ・カサノ(Vincenzo Cassano)」の気分は十分味わえています。
何事も飽き性な私
淹れるまでの準備、飲み終わった後の後片付け
ドリップやインスタントに比べれば、面倒は面倒
"イタリアの朝はエスプレッソから始ま"るそうです。
はたしてこんな生活習慣、50代の東洋人に馴染むでしょうか?
とはいえ、この歳で新しいライフスタイルを堪能している今日この頃です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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