新型コロナワクチンについて、首相官邸HP「令和3年8月2日公表」
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高齢者含めた全体で見ると、総接種回数:87,381,662回、うち
- 1回以上接種者 50,356,795(39.6%)
- 2回接種完了者 37,024,867(29.1%)
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この数字をどう評価するかは、素人である私の埒外なので他へ譲りますが…
厚生労働省HPに公示されているワクチン接種順位は
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(1) 医療従事者等
(2) 高齢者(令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
(3) 高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方
(4) それ以外の方
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"接種順位の上位に位置づける"とされる「基礎疾患を有する者」として私は
"(3) 高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方"にあたり、その中で
"3. 慢性の腎臓病"
に該当はする。しかしながら
首都圏内であり、2021年8月3日現在、緊急事態宣言下にある私の居住地の地方自治体では
"55歳以上60歳未満の方の予約受付開始について"とのお知らせが
7月21日に自治体HPに告知されたのが最新情報であるというのが、現実。つまり
「待てど暮らせど、ワクチン接種の順番は回ってこない」わけです。
前置きが長くなりましがた…幸いなことに私ですが
「シャント外来」で通院しているクリニック(場所は居住地近隣の自治体)で
7月8日に1回目、そして
7月29日に2回目のワクチン接種いたしました。
今回は
2度目のワクチン接種後の「副反応」の経過報告を致します。
先にTwitterで簡単な"リアルタイム報告"はさせて頂いておりますが
#新型コロナウイルス #ワクチン接種
2回目終了💉
射つ人によるのか、射つ場所によるのか。1回目より幾らか痛みあった気がします。
副反応は気になるところですが、ワクチン接種完了したことで少しは安心。が、引き続き気を緩めることないように‼️— 腎生を善く生きる@在宅血液透析(HHD)8年目突入‼️ (@Live_KidneyLife) July 29, 2021
【透析患者とコロナ】新型コロナウイルスワクチン 2回目接種後の副反応(経過報告)
接種直後(14:00)
ワクチン接種そのものついて。
1回目より幾らか痛みあった気がします(射つ人によるのか、射つ場所によるのか)。
接種直後からの待機時間中にアナフィラキシー症状出ることなく
約15分の待機時間経過の後、普通に帰宅。
ワクチン接種が完了したことで、少し安心はしました。
その日は、何の身体の変調もなく就寝。
接種後約20h経過
「なんか、頭重いな」
軽い違和感で目が覚めたものの、そのまま二度寝。
二度寝の後に起床したところ「なんか、熱っぽいな。」と。
体温計ったら「37.7℃」。
6月末に高熱を発症し、その際「カロナール」を処方しておりました。
抗生剤服用で熱は落ち着き結果、カロナールは服用せず。
そっくりそのまま残ってましたので、カロナールを服用。
"体温計ったら37.7℃"という事実だけで、身体的は不快感は殆どないため
その時は
「身体が"反応"してるということは、今せっせと"武器"を作ってるんだ😄」
と、この後、高熱が続くことなど、全く頭にはございませんでした。
接種後24h(1Day)経過
ワクチン接種が木曜日の14:00頃。そこから24h経過(つまり金曜日の14:00)。
10時頃に服用したカロナールが効いている様子は、ない。
気のせいか"大きな筋肉"、例えば
大腿四頭筋や広背筋、腰回りの筋肉、臀筋群が鬱陶しい。
氷枕で頭冷やし
「味の素の瓶」で各筋肉を"コリコリ"マッサージしながら、布団で横になってました。
今考えると、この時点で
高熱時特有の「節々の痛み」が出ていたのかも。
接種後27h(1Day3h)経過
17時半頃。体温「38.6℃」
服用したカロナールが効かず、体温上昇。
しかし、その時の感覚は
「高熱のわりに、大丈夫かも」というもの。
喉が痛いわけではない
咳が出るわけではない
お腹が痛いわけではない
スタエフで臨時収録するなど、気持ちの余裕は、まだありました。
実際、後から聴いてみると
息は浅く、余裕があるとは言い難いですね💦
目下の懸案事項は「この日の透析をどうするか」ということ。
「高熱のわりに、大丈夫かも」という感じだったので
なんとか穿刺をして、2時間でも透析をし
翌日の土曜日、通常通りの非透析日としよう!
この時点で、透析をするかしないか迷ってはいましたが
"やる方向"でいました。しかし…
接種後32h(1Day8h)経過
この日の夕食、食欲はなし。
食事を口に入れるも、胃がムカムカして少量しか食べられませんでした。
この時点で、この日の夜の透析中止は決定的。ベッドでもう寝ようと。
22時の体温「38.8℃」"効き目のない"カロナール服用。
この日の晩中、39℃近い高熱キープ。
悪寒→高熱の繰り返し、節々(腰)も痛い。
なんとか体温を下げようと(これは私の発熱時の常とう手段)
頭に氷枕、腋窩(シャント肢側)と両足鼠径部に氷嚢。
加えて、4~6時間おきのカロナール服用も虚しく、高熱キープ。
夜中中、寝ては起き、寝ては起きの連続。
都度、妻が氷枕と氷嚢の氷を代えてくれました。
接種後47h(1Day23h)経過
日が変わり、翌朝AM6時の体温「38.9℃」。
しかしAM10時、たまたま体温「37.4℃」、体感でも「少し熱下がってるかな?」と。
昨日、透析を休んているため、この日の透析はマスト。
この、熱の下がったタイミングで透析の準備をすることに。
"時短営業"2時間では少なすぎる、3時間はやろう、と。
透析開始直前の体温「37.7℃」
頭は重い、指先も安定感を欠きましたが、なんとか穿刺成功。
予定の3h、透析を行うことができました。
接種後51h(2Days3h)経過
3時間透析後の体温「38.5℃」
これはもう、流石にシンドイ…
家にはカロナール以外に「ロキソニン(ロキソプロフェン)」もある。
カロナールはアセトアミノフェン
ロキソニン(ロキソプロフェン)はNSAIDsつまり非ステロイド性抗炎症薬。
イチ素人として「透析患者のNSAIDsの積極的服用は控えた方がいい」との認識。
しかし、カロナール(アセトアミノフェン)を服用しても、熱が下がる気配がない。
そこで、素人の自己判断はせず、クリニックの主治医に電話、確認をとることに。
主治医から、ロキソニン(ロキソプロフェン)の服用許可を頂いた。
「熱が下がりますように!」との願いをこめて、ロキソプロフェンを服用。
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この日の夜は、東京オリンピック
男子サッカー準々決勝 対ニュージーランド戦。
楽しみにしていた一戦でしたが…
ロキソプロフェンを服用したのが、キックオフ直前。
テレビの前に布団を敷き、氷枕をしての試合観戦。
難しい試合展開、PK決着となりましたが
身体に余裕はなく、十分楽しんだとは言えません。
もちろん、日本が勝ったこと、準決勝に進んだことの喜び"だけ"は、感じられました😓
接種後56h(2Days8h)経過
ロキソニン(ロキソプロフェン)服用から4h後の体温「36.5℃」
こんなにも、アッサリ熱が下がるものかと…ロキソニン、恐るべし。
もっと早く服用しておけば。もちろん、一発では治まらず
服用→体温低下→体温上昇→服用→体温低下を繰り返すことはあったかもしれませんが
これほどまでに身体が消耗することは、なかったかなと。
ただ、今回の一件で主治医と直接お話をし
「アセトアミノフェン」とNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)について勉強できた点
今後を見据え、良かったのかなと思ってます。
接種後3days経過
ロキソニン(ロキソプロフェン)服用(1回のみ)から20h後の体温「36.4℃」。
ワクチン接種から丸3日が経過(時に日曜日14:00)。
この時点で
副反応(発熱)"再燃"の可能性は低くなったかな、と。
14時開始の透析も
ロキソニン服用「前」であった昨日に比べ、"気分よく"始めることが出来ました。
まとめ
時に今、執筆時、2021年8月3日火曜日。
昨日から食欲も通常レベルに戻り、もうすっかり元気です。
これで、COVID-19と闘う最低限の"武器"は備えることができた、と言ってよろしいんですよね?
変異株が心配されるところですが、専門家の方のお話では
現在主に接種されている"mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン"は
「十分な効果を有している」とのこと。
(下記動画 11:27~)
しかしながら、上記動画であったイスラエルのケース(15:41~)
ワクチンの接種率が上がったということで喜んでしまって、他の予防策を開放してしまった
「ワクチン打ったから、大丈夫✌」ではなく
引き続き、当たり前のことを、当たり前にする。
大手メディアをのぞけば、緊急事態宣言下とは思えない人々の行動を目にするし
SNS界隈をのぞいても、相も変わらず怪しげな情報が跋扈する状況。
究極、自分の身は自分で守るしかない。
もう一度言います。
当たり前のことを、当たり前にする
それだけ。