
月1回の「在宅血液透析外来」へ行ってまいりましたので
そのご報告を致します。
2025年8月、在宅血液透析外来報告です。
いつものように、血液検査の結果報告から参ります。



※先月(2025年6月)在宅血液透析外来報告は下記動画参照👇

色々ありました…
コロナ、かかってしまいました
8月11日㈪、39度を超える高熱が出ました。
翌日以降、熱は微熱となったものの、咳、喉の痛みが続いたことで
8月14日㈭、近くの内科クリニック受診。
後にお話しますが…クリニックに受診した理由は、確かに長引く微熱、咳・喉の痛みがあったことはありますが
実は翌週の19日㈫にシャントPTA(経皮的血管形成術)を控えておりまして
大学病院に1泊2日で入院する予定でした。(詳細は後述します)
そのこともあり、つまりコロナは勿論、何らかのウイルスに感染していたら、とても入院などできない
自身の体調確認のみならず、対外的な影響を考え、原因が何なのか確認しておく必要があると思ったのです。
検査の結果は「コロナ陽性」

薬の処方は、対処療法として咳止め・喉の痛み止めの薬を処方されただけ。
当該クリニックの医師としては、発症から日数が経過していることと、受診時点で熱が落ち着いていたことを判断材料としたようです。
今回の在宅血液透析外来時に主治医からは
「(コロナに)発症した時、連絡はして欲しかった」と言われた。
透析患者は重症化しやすい、場合によっては
地元のクリニックで見合わせたコロナウイルスの経口抗ウイルス薬の処方が、透析クリニックの主治医として必要と判断する場合があったかもしれない
今回はたまたま重症化せず症状が落ち着いたから良かったものの…とのことでした。
在宅での透析時使用している「在宅血液透析支援システム」内の"愁訴"欄に「コロナに感染した」旨は入力していたんですがね…
こんな大事なことはやはり直接電話で主治医に報告すべきでした、大いに反省しております。
コロナ罹患→PTA延期
幸い、発熱は再燃することはなかったものの、全身に受けたダメージが倦怠感としてしつこく残ったのと
聴覚・味覚が、なかなか元の感覚に戻らなかった。
時に入院予定日前日の18日㈪
大学病院の担当医に、これまでの経緯を報告し、入院の可否の判断を仰ぐ必要がある
自分自身でも、現状の体調では、この猛暑の中、自宅から電車バスを乗り継いで病院へ行ける自信が、なかった
内心「PTA延期確定」ではあったが、大学病院へ電話。
担当医の判断は当然の「PTA延期=今回の入院取りやめ」、そらそうなりますわね。
週明けて、もし体調が万全に戻っていたら病院に連絡をくれ、その時点で日程を再調整する、ということになった。
※8月25日㈪現在、体調「万全」とは言い切れないので、病院への電話は保留中、つまりPTA実施日は未定です。
シャントPTA(経皮的血管形成術)をすることになった経緯を簡単に振り返る
「2025年6月」在宅血液透析外来報告で、少し触れております。

エコー検査のあと先生から「造影CT撮ったら?」というお話をいただきましたので
近いうちに、大学病院(腎移植手術を受けた病院、現在献腎再診外来を受診している病院)に行く予定。
7月16日㈬に「シャント肢血管造影CT」を行い、7月28日㈪に再度大学病院へ出向き、結果のフィードバックを受けました。
結果、細くなっている上腕部をPTAしよう、ということに。
ちなみに同上腕部は、2023年8月に透析管理医療施設でPTAを行っている場所
残念ながらPTAの甲斐なく同箇所で穿刺・返血することは叶わず、今回の造影CTでまたさらに細くなっていることがわかった次第。
医師曰く、正直やってみないとわからない、と。思ったように膨らませることができないかもしれないが、やってみる価値はある、とのこと。
吉と出るか凶と出るか
まだまだ続く透析生活を考えると、滞った血流が多少なり戻ること、あわよくば返血部位として使える場所が増えることは望ましい。
続報は追ってご報告いたします。
色々ありましたが、駆け足で振り返ってみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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