2022年7月23日
YouTubeチャンネル『腎生を善く生きる』
チャンネル登録者数100を計上しました。
YouTubeチャンネル『腎生を善く生きる』は
「在宅血液透析及び腎移植に関して、それを経験した患者目線の〝ライブ感〟ある情報を発信する…」
プロジェクト『腎生を善く生きる』の活動の一つにして、今では柱、エース、"10番"です。
とりわけ「在宅血液透析」などといった超マニアック領域
良く言えば超ブルーオーシャン、ライバルは全くいない
悪く言えば超ブルーオーシャン過ぎて、世間のニーズは全くない…
そのくせ
超マニアックでニーズのない領域を
笑いやエンターテイメント要素でコンテンツをデコレイトし
視聴者を引き付ける、なんて芸当は私にはないので
ただひたすらな硬派、面白みはない。
アバターを駆使しているのは、エンタメではなく
素顔を晒すのが嫌だ、との理由。
そんなYouTubeチャンネルが、なんとかかんとか
チャンネル登録者数3桁に達した、それまでの経過を
「数字」と「活動」で振り返って(分析して)みようと思います。
Table of Contents
YouTubeチャンネル登録者数「100」突破までの経過分析
全体の流れを分析する
期間を大きくわけると…
- 音声データ"アーカイブ"用期間(2020年9月~2021年8月)
- アバターお試し期間(2021年9月)
- コラボ月間(2021年10月)
- オリジナルコンテンツのみ(2021年11月~現在)
音声データ"アーカイブ"用期間(2020年9月~2021年8月)
YouTubeアカウントを取得したのは、2020年9月26日ということになっています。
もちろん(というのもおかしいですが💦)
「YouTubeを始めよう!!」=「自分でコンテンツを作り、アップロードしよう」
との目的でアカウント取得したわけでは、ありません。
目的は、「音声データをアーカイブするため」。どういうことか。
2020年9月頃というと、音声メディア"Podcasts"を始めた頃(※2022年7月現在、休止)。
「音声メディアが来る!」
世間では声高に叫ばれていました。
"Podcasts"
日本以外の国、例えば米国では
「Podcastsで収益化」できる仕組みが構築されるほど、利用者数は上昇傾向
その一方で日本はどうか?
始めたばかりの奴が、早計な判断するな、と言われそうですが
「音声メディアが来」てるのは
審査制を採用するvoicy等で発信している、"選ばれし者たち"だけで
実際にやってみて、世間で言われている程の"熱"を、殆ど感じませんでした。
やはりまだ、YouTube優勢だな、と。
とはいえ、先述の通り、自分でオリジナルの「YouTubeコンテンツ」を作るつもりは、ない。
しかし、"熱"は感じないとはいえ、一応音声メディア"Podcasts"はやっている。
ならば、"Podcasts"でアップロードした音声データを、YouTubeにアーカイブしてしまおう、と。
正確に言えば
殆ど聴かれていないPotcastsも、YouTubeの体にしてアップロードすれば
聴いてもらえる可能性は、若干上がるかな、とのささやかな期待があっての行動です。
ただ、音声のみをYouTubeにアップロードできないので
音声のバックに無料動画素材をはめ込んで、一応の動画の体にして
それを、YouTubeにアップロードしていた、ということです。
こんなもの、誰が観るんでしょうか💦
「チャンネル登録者数が上がる要素がない」
序盤の低空飛行の理由でしょう。
とはいえ、この間に"チャンネル登録ボタンを押し"て下さった方が
30弱いらっしゃった、という事実は、ある意味驚きではあります。
アバターお試し期間(2021年9月)
情報発信活動をしていく上で、やはりYouTubeは必須
「背に腹は代えられないな」と腹を決め
YouTubeと真剣に向き合おう!としたのが、2021年9月頃。
とはいえ
「素顔を晒す」点は、どうしても譲れない、そんな度胸、私にはありません。
じゃあ、自分の分身(アバター)に出演してもらおう!ということで
YouTuberではなくVTuberとなることに。
どのアバターを使うか(=どのアプリを利用するか)の試用期間と
決定したアバター(ZEPETO)と、どのようなコンテンツを作っていくか
「動かしながら、考えながら」
この「動かしながら」の部分、その言葉通り、実際にコンテンツの体にしなければいけません。
とはいえ、新しいトピックスを都度都度考えることは、当時ではあまりに生産性が低い。
どうしよう、そこで…
実は当時、Podcastsとは別の音声プラットフォーム"stand.fm"にも手を出していまして。
「その日の透析を、その日の内に振り返る」をコンセプトに
文字通り、その日の透析が終わった夜中に、その日の血液浄化記録を見ながら(バイタルチェック等)
文字通り、その日の透析を振り返る様子を、スマートフォンで音声収録
stand.fmにアップロードしておりました。
当然(というのも変ですが💦)ほぼ視聴者はいません…
そらそうです、面白くもおかしくもないんですから。
ほぼ視聴者がいないにも関わらず、そこそこの期間、スタエフ収録は続けていました(2021年3月開始)。
この"行為"を、YouTubeのトレーニングとして使えないか?
決して面白くはないが、毎日、新しいトピックスは発生するわけですから。
(なぜなら、毎日透析しているから)
「その日の透析を、その日の内に振り返る」ことは、時間的に無理として
透析の"翌日"に、"前日"の透析を
「アバターを使いながら」振り返える、それをコンテンツの体に仕上げ
YouTubeにアップロードしておりました。
この"お試し期間"(1カ月)で増えたチャンネル登録者数は「3」。
当然の結果、なぜなら、コンテンツが面白くもおかしくもないから…
コラボ月間(2021年10月)
アバターは決まったものの
オリジナルコンテンツと呼べるものは、まだアップロードしていない時期に
"患者系YouTube"で且つ「腎移植」界隈で有名な
「腎臓生活チャンネル」様のチャンネルに出演させて頂きました。
お相手のYouTubeチャンネル登録者数は4000弱?
一方、その時点での私のYouTubeチャンネル登録者数は「30」
コラボ企画というには、あまりにおこがましいですが
同チャンネルを運営されてるお二方それぞれ、私のチャンネルにもご出演して下さいました。
都合5つのコンテンツを、約1カ月に渡ってアップロード(週1回)
YouTubeチャンネル登録者数「30」のいわば"雑魚"が
YouTubeチャンネル登録者数4000弱のチャンネルに出演することは
相手側には、デメリットこそあれ、何も得はなかったかと思いますが
こちらとしては、言うなれば「勝ち馬に乗った」形となり
当該動画の視聴回数はもちろん
この間(1カ月)のYouTubeチャンネル登録者数は「30➡42」に増えました。
自分の力ではなく、完全他力で得た成果でした。
オリジナルコンテンツのみ(2021年11月~現在)
2021年11月が、私が真の意味で「YouTubeを始めた」時期。
2021年11月1日から、YouTubeチャンネル登録者数「100」を計上した2022年7月23日で
チャンネル登録者数の推移は「42➡100」
これでは少々大雑把なので、次の章で、月単位で分析してみます。
「オリジナルコンテンツのみ(現行運用)」となった期間を分析
一口に「オリジナルコンテンツ」といっても、我ながら、試行錯誤しましたよ。
- 収録環境の改善
- YouTube "Shorts"開始
- "TALKS"開始
収録環境の改善
この辺りの話については、下記VTube TALKSでお話しております。
簡単に言ってしまうと…
「音声収録」と「アバター収録」を別撮りしていました。
アニメーションに台詞の吹き替えをしますね、それの「逆」。
収録した「音声」に「アバター」の動作(口の動き/表情)を"当てる"作業。
これが、非常に面倒くさい。面倒くさい、つまり時間がかかりすぎる。
ただ、どうしても「音声」と「アバターの動き」が"バシッ"とシンクロしないので
かけた労力のわりに、視聴者様は非常に観にくいコンテンツとなっていたと思います。
この"非生産的"な収録環境を変えるべく
使用するマイクを「コンデンサーマイク」から「ワイヤレスマイク」に変え
「音声」「アバター」同時収録するようになったのが、2022年の2月。
「コンデンサーマイク」から「ワイヤレスマイク」に変えた弊害として
音質は低下しました。
「ワイヤレスマイク」で収録した現在の動画に聴き慣れると、そう感じませんが
過去動画をたまにチェックすると、音質の差を感じます。
音声&映像(アバター)を同時収録する際、使用するアプリケーションは"OBS"
その"OBS"内の音声設定を
解説しているYouTube動画見て、マニアックに細かく調整したんですけどね…
お金をインフラに投資するより、今はコンテンツの「中身」を重視すべき!
ということで、今の音質で妥協してます。
多少、お聞き苦しいかとは思いますが、何卒ご容赦願います。
YouTube "Shorts"開始
2022年1月から、YouTube "Shorts"を始めました。
始めた理由については、下記VTube TALKSでお話しております。
詳細、ここでは割愛しますが、背中を押された一番の要因は
【中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY】の下記動画を見たこと。
「ショート動画こそ、"弱者"のとるべき戦略」
YouTubeで上位表示されるのは、既に多くのチャンネル登録者数を持つ"強者"
YouTubeのアルゴリズムは、"強者"が"ボロ勝ち"する仕組みになってる。
それに加えて、私の扱っている領域は「在宅血液透析」という"超ブルーオーシャン"。
人の「検索」という能動的な行為で、自チャンネルに誘導できる芽はない。
しかし、ショート動画は
アルゴリズムが視聴者へ、勝手にコンテンツをレコメンドする
つまり、視聴者は「受動的」にコンテンツを目にする。
興味が無ければスワイプ、興味が無ければスワイプ…
"流れ作業"をするうちに、ユーザー好みになっていく。
初期の"流れ作業"の過程で、弱者のコンテンツが
「ワンチャン」、視聴者のスマホ画面を通過するかも。
中田氏の言葉を借りれば、「(弱者でも)下駄をはかせてもらえる」ということ。
最初は"Shorts"ネタを都度考えて探して、作ってアップロードしてましたが
ネタは、すぐ尽きます…
そこで始めたのが
毎日の血液透析開始直後(血液ポンプが回った直後)の
コンソールの様子を15秒録画して、それをアップロードするというもの。
さすがに、これだけでは"〇ソつまんない"ので💦
アバターで利用しているZEPETOアプリ内にある「ダンス動画」を重ね
バックミュージックもダンスとシンクロさせた形のコンテンツを、アップロードし始めました。
正直、面白いかどうかは二の次。
毎日毎日アップロードし続け、「ワンチャン」を待つ…
継続していくうちに、時々"はねる"(=バズる?)コンテンツがある。
「視聴回数」が他とは桁違いに回るコンテンツが、あるんですね、理由はわかりませんが…
ちなみに、YouTube "Shorts"の「視聴回数」は
YouTube収益化に必要な視聴回数には、カウントされないようです。
コンテンツの性質上「そらそうだ」という感じですが
下駄をはかせてもらえてる"弱者"としては
時々「ワンチャン」あるだけでも、ありがたいし、やってる甲斐があるってもんです。
"TALKS"開始
"TALKS"を始めたキッカケについては、上記動画をご参照頂きたいのですが
簡単に言ってしまうと…
- 情報発信活動の「球種」を増やす
- "本編"と違って、肩の力を抜いた「私」を見てもらう
といったところでしょうか。
内容、時に"脱線"することもありますが※開始当初は"敢えて"脱線させる帰来がありました…
「在宅血液透析」「腎移植」に関する内容である点は
基本、外さないように、今はしてます。
講義テイストの"本編"に比べ
「在宅血液透析」「腎移植」という、マニアックな領域ではありますが
発信する私も、ドラフト無し、肩の力を抜いて収録しておりますので
その"緩さ"が、視聴者様にも心地よいコンテンツとなっていると、幸いです。
"緩んだ"延長で、時に「主張強め」のコンテンツもありますが
それもまた「私」を見てもらえるという点では、良いかなと。
そんな「私」を見て不快感を抱かれる方もいらっしゃるかと思いますが
ある種の"篩い(ふるい)"は、情報発信活動していれば当然おこること。
ネガティブにはとらえておりません。
まとめ
- 収録環境の改善
- YouTube "Shorts"開始
- "TALKS"開始
そして、コンテンツそのものの精度が上がった等
何が功を奏して、何が功を奏さ"なかった"のか
何せまだ、YouTubeへ"本格参戦"してから1年も経っていないわけですから
「分析結果」を取りまとめるには、時期尚早。
とはいえ
今年3月からの、チャンネル登録者数の上昇傾向は
我ながら、頑張った甲斐はあるのかな、と。
広義とはいえ医療情報を扱うコンテンツ。
本来は「医の素人」が侵してはいけない領域かもしれませんが
それでも
"病を実際に経験した患者だからこそ発信できる情報はある"
と信じて、引き続き今の活動を続けて参ります。
「医の素人」が、自身の経験談とはいえ、広義の医療情報を発信するコンテンツ。
人は「権威」に弱いでしょう💦
特に「医療情報」は、素人が「権威性」でもって情報の信憑性を図る、最たるものでしょう。
そんな「医療情報」領域で、素人が(広義の)医療情報を発信する
これはもう、"負け戦"ですよ💦
したがって、すぐに「結果」がでるなんて思っておりません。
まだまだ「YouTuber(VTuber)一年生」
試行錯誤は続きます。
※最近、「ヘッダー」を変え、動画最後に「終了画面」の設定をしました。
今後ともYouTubeチャンネル『腎生を善く生きる』を
宜しくお願い致します。