[su_box title="共生" style="soft" box_color="#31d6ff"]
現実を受け入れ、
自分としっかり向き合う。
「善く生きる」ことの意味を
問い続ける旅の途中で、
出会うであろう全ての人が、
善く生き、
悔いのない人生を送るための、
一助となる。
[/su_box]
上記理念のもと、2020年1月から始まった『腎生を善く生きる』
[su_note note_color="#fef9b9"]
全国でも数少ない在宅血液透析を行う行政書士が
在宅血液透析及び腎移植に関して、
それを経験した患者目線の"ライブ感"ある情報を発信する…
[/su_note]
これまでの「成果」と
今後の「課題」について
このタイミングで一度"検証"してみたいと思います。
[su_box title="お断り" style="soft" box_color="#ff313e"]
私自身による"私のための"内容となっております。よって
在宅血液透析や腎移植といった「医療情報」は殆どございません。
現在、情報発信をされている方
情報発信活動をご検討の方には、若干参考になるかも…
その程度の内容ですので、その点ご了承下さいませ。
[/su_box]
[su_box title="参考書籍" style="soft" box_color="#315cff"]
特集 臨床医のための進化するアウトプット 学術論文からオンライン勉強会、SNSまで
【患者とメディア】これまでの"腎生を善く生きる"を検証してみる
ブログ
『腎生を善く生きる』の柱はブログであると、私は考えております。
ブログがあるから、Podcastが収録できる
PodcastがあるからYouTubeができる…
ブログに多くの方が足を運んで頂くことは
活動の"収益化"という点でも、非常に重要。
成果
2021年5月11日現在、アップした記事数は「151」
カテゴリーの内訳は…
[su_note note_color="#e6fdb8"]
- 在宅血液透析:83
- 腎移植:41
- 透析全般:54
- Learning English:28
- Football:4
- 未分類:14
※1記事にカテゴリーは重複します
[/su_note]
月別に見てみると…
[su_note note_color="#e6fdb8"]
- 2020年1月:23
- 2020年2月:9
- 2020年3月:15
- 2020年4月:12
- 2020年5月:12
- 2020年6月:9
- 2020年7月:13
- 2020年8月:7
- 2020年9月:12
- 2020年10月:7
- 2020年11月:7
- 2020年12月:6
- 2021年1月:6
- 2021年2月:5
- 2021年3月:5
- 2021年4月:3
[/su_note]
2020年9月から月当たりの記事アップ件数が減少しているのは
音声メディア(Podcast & YouTube)を開始したことが要因。
課題
いわゆる「ネタ切れ」問題。
そもそも…
医療者はプロとして、病気と対峙した時に見える道筋を複数把握している一方で
私のような《患者系ブロガー》は所詮"限られた道筋しか"提示できない。
患者とはいえ、そんな素人が医療情報を発信することのリスクは、ある。
一方で
医療従事者ではない、患者だからこそ発信できる情報は、あると私は思いますし
そこに一定の社会的な意味があるとも思ってます。
では、"患者だからこそ発信できる情報"とは何か?私は
「患者が実際に経験し感じた"事実描写"、これ以上でもこれ以下でもない」
この枠を超えた医療情報を発信してはいけない、と思います。
しかしながら
「患者が実際に経験し感じた"事実描写"」というのにも、限界はある。
皮肉なことに
在宅血液透析で"トラブル"が生じると、それがブログ"ネタ"になるのだか
ブログネタ集めにトラブルを起こすなど、あり得ない。
そこで、最近テーマとしているのは…
[su_note note_color="#fed6f2"]
ネットはもちろんマスメディアで「誤った医療情報」が流布される現状で
我々"非医療者"側は、どうやって「正しい医療情報」を得ることができるのか。
[/su_note]
多くの現役医療者の方々が、この問題に取り組んでおられますが
患者目線での考察というのも、あって良いのではないでしょうか。
こちらも、あまり踏み込み過ぎてはいけない領域ではありますが
素人である己の立場をわきまえて、執筆継続して参ります。
『総合診療』より
[su_note note_color="#ecfeff"]
倉原優医師
「ブログ」を書き続けることで、医師は圧倒的に成長する!
[/su_note]
同医師は
13年来、1日1本論文を読み、およそ1日1本ブログ記事をアップしつづけてきた
"強者(つわもの)"である。
「ブログを書くために論文を読む」と、自分自身に制約を課すことで
ブログを書き続けているという。
今の私に
ブログを書き続けるため、自分自身に制約を課すことのできる"何か"が、あるか?
そもそも「医療者」と「非医療者=素人」、前提が全くことなるので
倉原優医師の「論文」に相当する"モノ"を見つけることには、無理がある。
しかしながら
ブログを書き続けるための"何か"は、きっとあるはずで
それを、今後も探求していきたいと思ってます。
私にとってTwitterは
「多くの方々(特にCKD患者様)にブログへ足を運んで頂くための"営業ツール"」
成果
2020年1月
ブログ開設とほぼ時期を同じに利用開始。
「何となく怖い」との理由で、この歳まで利用を頑なに拒んできたTwitter。
開始当初は、全く勝手がわからず…
ただ、初めから決めていたことがありまして、それは…
「単なる"つぶやき"はしない」
というもの。つまり
その時の感情を刹那的に文字にして"吐き出す"ようなことは、止めようと。
「多くの方々(特にCKD患者様)にブログへ足を運んで頂くための"営業ツール"」
そのためには私が、どういった"思考の持ち主"か、その一端を
140という文字制限下で、少しずつ表現していければ、と。
「Twitterに何を求めているか?」
この点については、下記ブログをご参照頂きたいのですが👇
[su_note note_color="#d6fdfe"]
OUTPUTについては…
「非医療者の"医療情報"に関する発信は"一方通行であるべし"」
という認識があるので
誰かに応える、というスタンスは全くなく
自身の経験及び経験に基づく考えを
140という文字制限下で表現すること、を意識。
INPUTについては…
シンプルに「学び」のため。
医療分野に限らず、関心のある領域で興味深い発言をしている方をフォローし
日々のツイートを拝見し「学ぶ」、これが目的。
[/su_note]
「多くの方々(特にCKD患者様)にブログへ足を運んで頂くための"営業ツール"」
なわけですから、当然ツイートのターゲットはCKD"患者"。
ところが、Twitterを上記スタンスで利用したことが"好影響"をもたらしたのか
大変有難いことに
現役医師をはじめ、多くの医療従事者と"繋がり"を持たせて頂くことができました。
ここは「嬉しい誤算」でした。
課題
医療従事者の方と繋がりを持てた一方で
"肝心の"他の患者さんとの繋がりは、というと…正直芳しくない。
原因は、Twitterに「学び」を求め"過ぎる"、私の頑なな姿勢にあると。
誤解を恐れずに申し上げると
多くの患者さんのツイートを拝見していて
何気ない日常を「患者同士で共有する」的なものが多い、との印象を持ちました。
そこには、私が求めている「学び」はない、と
なんとも、身の程知らずの解釈により、"繋がり"を能動的に求めていなかったんですね。
しかし、それは駄目でしょ!!
WEBマーケティングだろうが、一般的な営業であろうが
自ら「お客様の元に出向き、名刺をお配りする」
そんな基本的なこともせずに、"お客様"が来るのを待つ、など
なんと傲慢な態度でしょう!!
「○○すれば、フォロワー数"爆上がり"!」
みたいな"How To もの"の存在は知っておりましたが
「なんか…そのやり口はね~…」
と、毛嫌いしておりました。
何事も"度が過ぎる"のは良くありませんが
「お客様の元に出向く」という点は、共感すべきと。
今後は、硬直した価値観を少し壊しながら
積極的な「営業活動」も行っていこうと思っております。
『総合診療』より
[su_note note_color="#ecfeff"]
市原真医師
人々にとっての「居場所」を用意して、待つ。話芸を磨きキラーフレーズを用意しても届かない。"優れた温泉地"であり続ける。「パブリック」の精神を忘れずに。
[/su_note]
Twitter界隈ではお馴染み、"病理医ヤンデル"。
ヤンデル先生の日々のツイートを見ていると
その頻度、文章量、そして内容(質)に圧倒される。とても真似できる芸当ではない。
それもそのはず。
先生曰く
Twitterにおける発信スタイルを、「居心地のいい温泉街を用意すること」に集約して10年やってきた。
と。
この歳まで「何となく怖い…」との理由で、頑なに利用を拒んできたTwitter。
"背に腹は代えられない"状況で利用スタートしてから、まだ1年ちょっと。
「使い方」は慣れてきたが「活かし方」はまだまだ。
巷の情報を見聞きしてみると
Webマーケティングの観点から、ファン(フォロワー)を増やす"攻略法"はある様子。
私個人としてTwitterに求めていることは、先述したように
- OUTPUT=自身の経験及び経験に基づく考えを、140という文字制限下で表現する
- INPUT=「学び」
しかしながら
情報発信活動の柱である「ブログ」に多くの読者に足をお運び頂いための
"営業活動"という、もう一つの目的がある以上
ある程度の「割り切り」は、必要なのかな…
Podcast
2020年9月8日🎧Podcast開始
ブログやTwitter、それ以上に何もかもが手探りで始めた、これこそチャレンジでした。
何を話したらいいか、何で録音したらいいか、どうやって編集するのか、どうやって配信するのか…
私にとって非常にチャレンジングな取り組みでしたが、結果
「ブログ=活字」と「Podcast=音声」というプラットフォームを両輪持つことが
その後の情報発信活動の幅を広げてくれる要因となりました。
成果
2021年5月10日時点で、アップしたEpisode数は68
情報発信のツールとして、ブログ/Twitterといった"活字媒体"に
"音声媒体"が加わったことは、運営サイドとしては「球種が増えた」。
また
活字媒体と音声媒体とを両輪で運営することは、"精神衛生上"良い気がする。
基本的に、Podcastの元ネタはブログである。つまり
活字媒体と音声媒体、中身が全く異なるものではない。
「文字を読むのは面倒くさい」こういった方々が
"先ずは"Podcastで"ながら聴き"や"速聴"をして頂き
そこで興味を抱いて下さったら、ブログへ足を運んで頂きたい
そういった思惑が、あります。
音声媒体の特異性、私は発信者の「感情を乗せやすい」ことにあると考えています。
活字では伝えきれない「心情」を(※できるだけ「言語化」する努力はしておりますが…)
Podcastでは"乗せやすい"。
その点、視聴者様にも伝えられることができていたら、幸いです。
課題
一方で
「視聴回数」といった点では正直、満足のいく数字では、ない。
この原因を
「Podcastは米国に比較して、まだまだ普及していないから」と
"時代のせい"にすることは簡単だが
コンテンツそのものが優良であれば、自ずと視聴者も付いてくる。
Podcastの「質」そして「発信頻度」を高めていくためにも
やはり元となる"ブログの"「質」の向上「発信頻度」の向上が、必要であろう。
『総合診療』より
[su_note note_color="#ecfeff"]
藤沼康樹医師
簡潔明瞭であることとは別の価値を体現できるのがPodcastの魅力です。音声コンテンツは、倍速再生や"ながら聴き"ができ、長時間でも意外と聞いてもらえます。そのぶん大切なのは、内容が自身の専門性や関心領域に基づいており、コンテンツとして十分な深さ・広さを確保することです。
[/su_note]
"内容が自身の専門性や関心領域に基づいており、コンテンツとして十分な深さ・広さを確保すること"
先述したように
医療従事者ではない、患者だからこそ発信できる情報は、あると私は思いますし
そこに一定の社会的な意味があるとも思ってます。
患者だから持つ「専門性」コンテンツの「深さ」「広さ」とは、なんだろう?
「非医療者の"医療情報"に関する発信は"一方通行であるべし"」
扱う情報が、広義とはいえ"医療情報"である以上、このことはブレてはいけない。
かといって、自分の世界にのみ入り込み過ぎて
誰の心にも届かない、では本末転倒。
模索は続きます…
YouTube
「YouTubeをやってます」というと
本人(アバター含む)が画面に登場し、身振り手振りで情報発信を行うことを意味するでしょうが
私の場合は、全くことなります。
私自身は、素顔を晒す気概や勇気は全く持ち合わせておりません。
YouTubeは、Podcastの延長線上のツールと考えています。つまり
Podcastの音声データを"再利用"し
YouTube仕様の"形"に変えて、同じ内容を配信するということです。
成果
Podcastの音声データを"再利用"し、YouTube仕様の"形"に変えて、同じ内容を配信する
目的は、より多くの方々にコンテンツをリーチさせるため。
昨今、「音声メディアが"来る"!」と声高に叫ばれておりますが
先述したように、Podcastに限っては
(米国に比して)認知度のわりに、実際に浸透していない(利用されていない)様子
一方、YouTubeの認知度/利用者数は、言わずもがな。
「同じ内容でも、YouTubeなら聴いてくれるかも」
との思惑がありました。
具体的な数値での比較はできておりませんが
Podcast/YouTube、同じ内容にもかかわらず
YouTubeで聴いて下さっている方の数の方が、多い"気がします"。
やはり、お手軽なんでしょうね。
Twitterでのやり取りでも
「"YouTube"聴かせて頂きます」とのお声は頂きますが
「"Podcast"聴かせて頂きます」とのお声は、殆ど頂きませんので…
どちらにせよ、発信情報が一人でも多くの方にリーチするようになったことは
成果といえるでしょう。
課題
『総合診療』より
[su_note note_color="#ecfeff"]
平島修医師
学習者がどこにいても(ベッドサイドでも)手軽にアクセスできること。実際の動作を含め、読む、聞くよりも圧倒的に記憶に残る。加えて動画作成者も、医学的知識のみならず、見せ方やプレゼンテーションの力を培うことができる。
[/su_note]
"手軽にアクセスできる"点は、実際手ごたえありますが
"実際の動作を含め、読む、聞くよりも圧倒的に記憶に残る"点、私には全く当てはまりません。
今後
"読む、聞くよりも圧倒的に記憶に残る"メリットを活かすため「自ら登場する」予定はありません💦
ただ、これだけ影響力のあるプラットフォームですから
他に、私にとって有効な使い方はないか、思考は止めず模索していくつもりです。
私のようなオッサンが"インスタ"を使うなど、想像もしておりませんでしたが…
[su_note note_color="#fcfec0"]
前提として…
今のシャント肢が使えなくなり《右手》にVA造設となっても
在宅血液透析 という今の透析環境は維持いたい。
そのためには《左手》の巧緻性が必要不可欠。
[/su_note]
利き手ではない《左手》の巧緻性向上を目的として始めた
"鉗子チャレンジ"と銘打ったトレーニング(左手で鉗子を開閉したりするだけですが…)
その様子をスマホ動画で録画していたんですね。
それら動画データをアーカイブできる良い方法、場所はないかな?
ということでInstagramを利用したわけです。
鉗子の扱いに慣れてきた現在は、"穿刺チャレンジ"と銘打って
自己穿刺から、クランピングチューブと血液回路との接続に至る各手技を
左手で行っております(※実際に行うわけではありません。サンプルを使った模擬トレーニング)
成果
多くの動画や画像がアーカイブできることが分かったので、今では
"鉗子チャレンジ/穿刺チャレンジ"動画のみならず
毎日の自己穿刺後の状態をスマホで撮り、これもInstagramにアーカイブしてます。
「こんなもの、誰がみるんだ?」
単なるアーカイブ用として利用しているにも関わらず
最近は、透析患者さんや腎移植患者さんを中心に
このマニアックなInstagramに、足を運んで下さっている方々の数が、増えております。
これをキッカケに、ブログやTwitterといった
他のプラットフォームにも訪れて頂ければ、有難いですね。
課題
「自分用の動画/画像をアーカイブするため」
この目的は変わらなないので、特に課題はありません。
強いて言えば、有難いことに
動画/画像を見た方の中で「コメント」を送って下さる方もいらっしゃるので
それらに対しては、真摯にコメントを返させて頂こうと思ってます。
stand.fm
2021年3月1日から利用開始したstand.fm
先にご紹介した「音声メディアが"来る"!」と声に
私も"乗っかった"形です。
とはいえ、音声メディアという点では既に「Podcast」はやっている。
そことの差別化という観点から、stand.fmでは
[su_note note_color="#1fef12"]
透析終了直後、その日の透析をその日の透析を振り返る
[/su_note]
をコンセプトに、また
Podcastに比べて収録時間はコンパクトに
内容も、血液透析のみならず
透析中に見た「映画」や「サッカー」の話も交えた
かなり"ラフな"感じで、やらせてもらってます。
成果
正直、よくわかりません💦まだ始めて間もないですからね。
ただ「Podcast」と同様
運営サイドとしては「球種が増えた」、気はします。
課題
視聴回数を見ると、まあ散々な数値ですよ…
それも無理はありません。
stand.fmは「voicy」などのような"審査制"をとっておりません。つまり
誰でも参加、誰でも発信ができるプラットフォームです。
悪い言い方をすると、発信者が"乱立"しているわけです。
その中で「視聴者の心を掴む」というのは、簡単な業ではありません。
在宅血液透析といった、超ニッチな領域
最初から関心を抱かれる方々の"パイ"は、決して多くは無いわけです。
そんな状況ですが
スタエフで話す、在宅血液透析"以外の"ネタを聴いて
「面白いな」と思って頂けるような話ができたらな、と。
まとめ
- ブログ
- Podcast
- YouTube
- stand.fm
約1年前
これほどの数の情報プラットフォームに"手を付ける"などと
誰が予想したでしょうか。自分が一番驚いております。
[su_note note_color="#fef9b9"]
全国でも数少ない在宅血液透析を行う行政書士が
在宅血液透析及び腎移植に関して、
それを経験した患者目線の"ライブ感"ある情報を発信する…
[/su_note]
と決意表明をしてから
自分でも驚くほど「新しいことにチャレンジする」ことへの
"心の障壁"が低くなってはいるかな、と。
「やってみよう!と思ったことは、とりあえずやってみる!!」
どこかの組織に属しているわけではないので
私個人の判断で「トライ & エラー」を繰り返すことができるわけです。
勿論、リスクもありますが…
「非医療者の"医療情報"に関する発信は"一方通行であるべし"」
この、自分に課した"縛り"の中で、どれだけ多くの方々に情報をリーチさせていくか
難しいミッションではありますが
[su_box title="共生" style="soft" box_color="#31d6ff"]
現実を受け入れ、
自分としっかり向き合う。
「善く生きる」ことの意味を
問い続ける旅の途中で、
出会うであろう全ての人が、
善く生き、
悔いのない人生を送るための、
一助となる。
[/su_box]
迷ったら、この理念に立ち返る、これに尽きますね
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
目次へ戻る