
月1回の「在宅血液透析外来」へ行ってまいりましたので
その報告を致します。
2025年2月、在宅血液透析外来報告です。
いつものように、血液検査の結果報告から参ります。



※先月(2025年1月)在宅血液透析外来報告は下記動画参照👇

続:高血圧傾向へのアプローチ
前々回に続き前回(2025年1月)の在宅血液透析外来でも
- 高血圧傾向へのアプローチとして、ドライウェイト(DW)を下げたました(-0.7?)。
ただ残念ながら血圧は下がらず。
医師から許容されている範囲で、新しいDWからさらに"-0.3"で透析するも
それでも血圧は思うようには下がらない。
此度の外来では、更にDWを"-0.8"に設定
(※前述に述べたように、設定DWの-0.3で透析していたので、実質下げ幅は"-0.5")
前回外来時のように「心胸比」を測定してそれを根拠にDWを設定したかったところでしたが
この日はクリニック内の突然の"トラブル"で心胸比を測定できず。
その"トラブルとは…"
クリニック内の電源が突然ダウンした!!
クリニック到着後、通常は医師との診察前に
在宅担当技師さんから、この1カ月の様子についてのカウンセリングを受ける。
合わせて必要な備品(採血キットやインジェクションパット等)や医療費の先月分の請求書を頂いたりする。
受付近くの自動精算機で請求書に対する支払い操作をしていた時、「コト」は起こった。
クリニック内の電源が、完全に"落ちた"のだ。
当然、クリニック内は真っ暗。
原因は、出入り業者による電気系統の点検中に起きたアクシデント(ミス?)と推察される。
偶然にも、自動精算機前にいた私からは、作業担当者の様子が目と鼻の先で見えた。
電源が落ちてから一時回復するまでの時間は、約数秒。
電源を"落としてしまった"時の作業員の表情は、今でもはっきり覚えている。
憶測でしかないが、あまり焦った様子は感じられなかった。
ここは透析病院ですよ!!!
自動精算機にお金を"食われた"私などは大した問題ではない。
奥で透析中の患者さん達は、真っ暗で血液ポンプも突然止まった数秒間
ほんの数秒でも不安を感じたことと推察します。
ここは医療施設です。
透析機器だけでなく、レントゲンのような精密医療機器も多数ある。
患者のカルテを管理しているのも当然パソコンだ。
精密機器の電源が突然シャットアウトすると、電源回復後、予想もしないトラブルや不具合が生じかねない。
事実、この時はPCの回復に時間がかかり、結果
私の診察は予約時間から2時間待たされることに。
でもまあ、そんなことはどうでもいい。
院長やスタッフの様子から、どうやらレントゲンが正常作動しなくなってしまったらしい。
レントゲン機器が本当に壊れてしまったとしたら、相当な損失でしょう。
電源ダウン直後には、あまり焦った様子は感じられなかった(※あくまで憶測ですが)作業担当者でしたが
院長と現状報告のすり合わせをする内に、ようやく「やっちまった…」感が湧いてきたことでしょう(※これも推測ですが)。
ということで、先述したようにこの日はこんな状況でしたので
「心胸比」の測定はできなかった、というわけです。
次回ブログの予告:五十肩と透析(在宅血液透析)
実はこの2月の在宅血液透析最大の出来事は
五十肩の激痛に耐えながらの在宅血液透析を施行したこと
でした。もう、大変でした💧
これに関しては改めて、別ブログでご紹介しようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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