2020年1月に、ブログ初投稿から始まったプロジェクト『腎生を善く生きる』。
ブログとほぼ同時期に利用開始したのが、Twitter。
この歳まで、SNS特にTwitter利用は、頑なに拒否してきた。
理由は
「(Twitterの)"あの"世界観が、嫌い」
とはいえ、プロジェクト開始当初
「情報発信活動」にはSNS特にTwitter利用は必須
"背に腹は代えられない"との思いで、渋々利用を開始。
そして、利用開始から約3年弱が経過した2022年9月
Twitterを止めました。
理由は
「Twitterは、所詮"政治"だな…」
ということを、個人的尺度で悟ったから。
"止めた"の正確な意味ですが…
アカウントは廃止せず、そのまま保持。
有難いことに、300強のフォロワー数を獲得しているので
一思いにアカウント廃止するには、勿体ない…。
フォローしているアカウントは"医療関係者"(プロ=医療者、アマ=患者問わず)が殆ど。
その殆どのフォローアカウントを"ミュート"した。
ミュートしていないアカウントは、趣味のフットボール関連のみ。
自らのツイートは、YouTube(VTube)アップした際の告知ツイートと
📢2022年09月04日㈰21:00配信🚀
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「"こまめ"に透析」実感するメリット。一番は「体液量管理(飲水管理)」#在宅血液透析#透析— 腎生を善く生きる@在宅血液透析(HHD)1⃣0⃣年目‼️ (@Live_KidneyLife) September 4, 2022
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「Twitterは、所詮"政治"だな…」
こう悟るまでに、何があったのか?順を追ってご説明すると…
利用開始当初は、当然フォロワーは「0」
「○○すれば、フォロワー数爆上がり」
といった類の"How to もの"も一応は目を通し
「とにかくフォローしまくる、そして"フォローバック"を待つ」
との"戦術"を駆使してみたが、数週間で、その"考え方"に嫌気がさし、止めた。
気になるアカウントはフォローするが、"フォローバック"狙いのフォローはしない。
フォロワー数の伸びは極端に鈍化するが
自身のアカウントに(少なくとも)興味を示してくれる方のみがフォローしてくれるという
いたって健全なやり方に戻した。
Twitterアカウントの認知、活動そのものが(当時はブログのみ)認知されてくると
Twitter上で"コメント"を頂くようになる。当然、コメントは返す。
正直、この時点で、私の根本にある
「(Twitterの)"あの"世界観が、嫌い」
に該当する行為なのだが、そこはなんとかわりきった、なぜか?
相互のツイートにコメントしたり、いいね/RT等、"エンゲージメント"し、されることで
良好な関係性は徐々に構築される。そしてなにより
相手が強い"アカウントパワー"を持っている方であれば(多くのフォロワー数を誇る)
彼等が私のツイートに"エンゲージメント"することで
私のツイートが"ねずみ講的"に、とてつもない数の層にまで拡散するから。
情報発信活動には、Twitter利用は不可欠
そのこころは
Twitterに「情報の拡散力」「営業ツール」としての役割を期待していたから。
強いアカウントパワーを持つ方との関係性保持は
「(Twitterの)"あの"世界観が、嫌い」との思いを凌駕するほど
自身の活動を"拡散"させるに、「非常においしい」のだ。
2021年年10月頃からYouTube(VTube)開始。
この頃、Twitter上で築かれた良好な関係性のおかけで
YouTubeの、いわゆる"コラボ企画"的なことも、やれせてもらった。
私のYouTubeはまだまだ"よちよち歩き"、かたやコラボ相手は
チャンネル登録者数3000を超えるような人気チャンネル
私には"旨味"しかない。
予想通り、予想以上の再生回数を獲得し、勢いでチャンネル登録者数も増えた。
「(Twitterの)"あの"世界観が、嫌い」
でも、ある意味「ビジネス」を割り切って、Twitterの世界で生きていた。
その甲斐あって、ある程度、いやそれ以上満足のいく「実」を得ることはできた。
その流れが、2022年から少々怪しくなってきた。
自ツイートの"エンゲージメント"が、パタッとなくなったのだ。
思い当たる節は、ある。
Twitter、主にYouTube(VTube)内で
Twitter上で良好な関係を築いていると思われた方々(同じ患者)が
「え?!私たちのこと、ディスってる?!」
と思うであろう内容のコンテンツを、次々とアップしたのだ。
勿論、私としてはお相手を「ディスる」気なんて、全くない。
同じ「腎移植」患者、同じ「透析」患者というだけで、一括りにされては困る。
それぞれが歩んできた道、現在のフェーズの違い等はあり
そのことは当然、「腎移植」の考え方「透析」の考え方の違いはあるもの。
今の自分には少々"違和感"を抱かざるを得ない考え方、価値観が巷を席巻し
マイノリティな価値観がかき消されている。
このような「情報のアンバランス」が目に余る現状を
現在、情報発信を生業としている私としては、どうしても看過できない。
何事も、視聴者には複数の選択肢が提示されてあった方が、良い。
「え?!私たちのこと、ディスってる?!」
思われること承知で、ある意味覚悟を持って
Twitter上で、YouTube上で、論を展開させてもらった。
その結果、Twitterの世界での、私の立場はどうなったか?
「その輪から、完全にはじかれた」
少々被害妄想かもしれないが、そう思わせるに足りる程に、ものの見事に
これまで"エンゲージメント"を残してくれた方々からは"そっぽを向かれた"。
彼等のアカウントパワーは相当なもの、当然の帰結として
私のツイートは、全く拡散されなくなった、というわけ。
Twitterを利用する人々の目的は、多種多様であろう。
- 日常の愚痴をぶちまける
- ゴシップネタに一言申す
- 有名人の日常を垣間見たい
これらは、個々の心の中で完結するもので、何かを産み出すものではない。
一方で
- 人と繋がりを持ちたい
- コミュニティの輪を広げ、自身のビジネスにつなげたい
Twitterに「情報の拡散」「営業ツール」としての役割を期待する人にとって
Twitter上での"人間関係"は重要だ。
「Twitterは、政治だ!」
その心は…
Twitter界隈で、自身の関わる領域(私の場合は「透析」「腎移植」)で
絶大な力をもつ人、強力な"アカウントパワー"を持つ人を"敵に回"しては、だめ。
「実」を獲るためには、思うところ(違和感)があっても
彼等に迎合すべし。
迎合できず、己の意見を出し過ぎてしまうと、"ハブられる"ということ。
そんな馬鹿馬鹿しい世界は、まっぴらごめんだ。
元来、自分に嘘をついて、無理に無理してい続けた世界。
"足を洗った"ところで、もとの自分に戻るだけ。
失ったものは、確かに大きいかもしれないが
自分が病んだら何にもならない。
Twitterを"止めて"からというもの
精神衛生上、非常に良い。
これから、自活動を広く認知していただくため、どうコンテンツを拡散させていくか。
作戦の練り直しを余儀なくされるが…
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