運命のスペイン戦、前日練習終了後の長友選手のインタビュー
「スペイン戦終わった後のインタビューで、俺"ブラボー!!"て吠えてるの、降りてきた」
まさか、現実になるとは…
前半、モラタに先制された時、誰が
その後の逆転劇を想像できたでしょうか?
日本代表の選手達、スタッフを除いては…
過去3度の決勝T進出時のグループステージ対戦国を振り返ると
2002年日韓大会は、ベルギー/ロシア/チュニジア
ベルギーは「今」のベルギーとは違う。"開催国シード"に恵まれたのは明白。
2010年南アフリカ大会は、カメルーン/オランダ/デンマーク
スナイデルの一発でオランダには負けたものの、他2か国には勝利。
本戦前の絶不調から、苦肉の策として「超守備的」な戦いを選択した結果。
2018年ロシア大会は、コロンビア/セネガル/ポーランド
1勝1敗1分けでのグループリーグ突破。
その1勝は("事故的な")相手ハンドによる退場→PKによるもの(※ハンドを"誘発した"ともいえるが)
そして今回
2022年カタール大会は、ドイツ(優勝国)/コスタリカ/スペイン(優勝国)
サッカーは、国のネームで戦うわけではないが
これまでと比べ、誰が見ても相手国の"格"が違う。
そんな"死のグループ"で
なんとなんと、勝ち点「6」のグループ1位通過。
その勝ち方も、相手をリスペクトし過ぎた「超守備的」なものではなく
あくまで「自分たちの戦い方/プラン」で勝利をもぎ取ったもの。
誰が、こんな結果を予想したでしょうか?
日本代表の選手達、スタッフを除いては…
W杯優勝国2か国、ドイツ/スペインからもぎ取った勝ち点「6」
しかも、"ただ勝った"だけじゃない。
W杯初出場の1998年フランス大会から今大会グループステージ3試合含め
戦った試合は、計24試合
- アルゼンチン/クロアチア/ジャマイカ/(フランス大会)
- ベルギー/ロシア/チュニジア/トルコ/(日韓大会)
- オーストラリア/クロアチア/ブラジル/(ドイツ大会)
- カメルーン/オランダ/デンマーク/パラグアイ/(南アフリカ大会)
- コートジボワール/ギリシャ/コロンビア/(ブラジル大会)
- コロンビア/セネガル/ポーランド/ベルギー(ロシア大会)
- ドイツ/コスタリカ/スペイン/(カタール大会)
勝ち点「3」を獲得した試合は、7試合
(ロシア/チュニジア/カメルーン/デンマーク/コロンビア/ドイツ/スペイン)
内「相手に先制されての逆転勝ち」は無かった、今大会までは。
日本サッカーのワールドカップの歴史において、これまで一度も
「相手に先制されてから逆転して勝つ」ことがなかったのに
"あろうことか"あのドイツ、あのスペイン相手に、あんな戦いしちゃうんだから。
スペイン戦後、同点ゴールを叩き込んだ堂安選手のインタビューの言葉を借りれば
日本が、W杯優勝国に、W杯本戦で勝つことが
「奇跡」ではなく「必然」であることを、世界に知らしめたと言っていいでしょう。
さてさて
恥ずかしながら個人的には
戦前は全く想像していなかった💦決勝トーナメント。
相手は、クロアチア。
98年フランス大会では
シュケルの一発で、世界との差を見せつけられた相手、クロアチア
2006年ドイツ大会では、川口選手のPKストップあるも
柳沢選手のシュートミスもあり、勝利が滑り落ちた相手、クロアチア
どうなんでしょう?
グループFからは、ベルギーとクロアチアが勝ち進んでくると
多くの方が予想していたであろうところ
なんとなんと、モロッコが1位通過で、クロアチアが2位通過。
上述したように
サッカーは国のネームで戦うわけではないですが
「モロッコ」と「クロアチア」
直観的に、"にわか"ファンも、"そこそこ"ファンも、"通な"ファンも
「クロアチアか~モロッコの方が良かったな~」
と思うのでは?
勿論、今大会のモロッコのサッカーは素晴らしいですが…
この感覚、"良い気"がしませんか?
これまで、ベスト16の壁に阻まれた決勝トーナメント1回戦。
前回大会のベルギーは断然格上、日本がチャレンジャーではありましたが
その他の2試合、トルコ(2002年日韓)、パラグアイ(2010年南アフリカ)
多くのサポーターが思ったんじゃないですか「これ、行けんじゃね?」
それが今回は、どうでしょう?
その「逆」、つまり
スーパースター「モドリッチ」率いるクロアチアに対し、日本が
"チャレンジャー"として対峙できる。
相手はベルギーではありませんが、前回大会の雪辱を晴らす時!!
上述したように、日本の決勝トーナメント進出を想定しておりませんでしたので
試合日時を把握しておりませんでした💦
12月5日㈪深夜0時(日付変わって6日㈫00:00)キックオフ(だそうです💦)
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