在宅血液透析2063回目_"文学リテラシー"低い💦私が📚三浦綾子著『氷点』読んでみた
この日まで、妻がお盆休み。日中自宅にいるので、早めに"始動"
通常より1時間以上早く、透析開始。
この日の透析中、近年の私には珍しく
📚小説を"一気読み"してました。
三浦綾子著『氷点』
"愛と罪と赦しをテーマにした著者の代表作"(Amazon商品説明より引用)とある。
「活字嫌い」の私が、上下巻をほぼ一気読み
この日の透析前まで上巻の半分読んでいたので、透析中、上巻残り半分と下巻半分
透析終了後に下巻の残り半分を、一気に読んだ。
「活字嫌い」をここまでさせたには、それなりに私を引き込む何かがあったんでしょう。
Amazonカスタムレビューを見てみると、ほぼ高評価。
Twitter上で検索してみても、概ね高評価。
加えて、何度も映像化(映画/ドラマ)されていることから
所謂「名著」なのでしょう。
ただ、私はというと…
「活字嫌い」を言い換えると「読書嫌い」
"文学リテラシー"は超低い…
幼き頃は読書には全く見向きもせず、ただひたすらに外で飛び回ってるような子供。
成人してからは「流石に、小説の一つや二つ読んだ方がいいよな」的な理由で
幾つか作品を、特に贔屓の作家がいるわけでもなく、ランダムに読んではいました。
20代前半、血気盛んだったんですかね💦落合信彦氏の小説に"ハマった"時期、ありました。
その後、東野圭吾氏の著作を立て続けに読み漁った頃なんかも、ありました。
そんなわけで、「ドストエフスキー」「サン・テグジュペリ」「ヘミングウェイ」といった
海外の文豪の作品などはもちろん
「夏目漱石」「芥川龍之介」「太宰治」といった日本の文豪の作品も
読んだことはないし、関心もなかった。
※最近、kindle unlimitedで「まんがで読破シリーズ」でこれらの一部"内容"は知りました。
恥ずかしながら、このような背景が私にはあるので
「小説」に対する感受性は非常に鈍いのでしょう。
三浦綾子著『氷点』について言えば、作中にある
"汝の敵を愛せよ"
に代表されるように
「宗教」「哲学」的な命題が含まれている"ようで"
その点を真摯に向き合い思考できる読者にとっては、俗に言う
「非常に考えさせられる」作品なのでしょう。私はその点浅はかなので💦
ストーリーそのものしか見えず、作品の"向こう側"へ思考が向かない。
そのため、感想としては
「大人たちの自己中心的、利己的な言動に辟易した」という
愛読者にしてみれば「なんとも浅い!!」と思われるでしょうね。
時代背景も古く(終戦直後)、作品も60年代に刊行されたもの。
不朽の名作に、古いも新しいもないのでしょうが
私には少々文学的な"ハードル"が高い作品でした。