在宅血液透析2046回目_💉透析"2.5時間"って、短くない❓大丈夫なの❓❓
夕食後の睡魔により、仮眠。
結果、透析開始時刻は大幅に遅れることに。
透析開始時刻が遅れようが、予定の3h透析するのばベター。
しかし、開始時刻が遅れるということは当然、終了時刻も遅くなる。
HHDは、介助者なくしては成り立ちません。
翌日も早起きし、通常勤務を控える妻の体調等を
長い目で見て、この日は「時短営業=2.5h」
スタエフお聴きの方の中には
「透析2時間半って、短くない?それで大丈夫なの?」
との疑問を持たれるかたも、いらっしゃるかもしれませんね。
週3回/透析時間3時間~6時間未満の"標準血液透析"を施行する患者様の
尺度で見ると、そう感じるのは当然のこと。
一方、私は現在
週6回/透析時間3時間(㈰は4h)の"連日血液透析"を行っています。
血液透析を連日施行していることから
時に"時短営業"となるのは、「まあ、大丈夫でしょう」という判断。
もちろん、主治医は了解済。
※「"教科書通り"であれば、3hやったほうがいいですけどね」とは仰りますが…。
加えて、素人である私の「心的担保」となっているのは、下記ブログでご紹介している
日本透析医学会誌『頻回・長時間透析の現状と展望』
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詳細は、上記をご参照頂ければ幸いなのですが。
ここで簡単にご紹介しておくと…
- 溶質の除去効率は、透析前半が高い
- 頻回透析では、溶質の総除去量は、週当たり総治療時間のわりに多くなる
ということ。分かりにくいですよね。
ただ、ここで想定している「溶質⇒尿毒症物質」は、尿素窒素などの小分子。
同じ小分子であるリン(P)や、中分子のβ₂ミクログロブリン(β₂M)を除去するには
やはり、ある程度の透析時間は必要とのこと。
あくまで"時短営業"は例外である、ということです。